ビジネス英語

自分の仕事を英語で説明できない|オンライン英会話で作る型

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「趣味や週末の話はなんとかなるのに、仕事の話になった瞬間に固まる」 「毎回 I work for a trading company. で終わってしまい、そこから広げられない」 「そもそも自分の部署名も役職名も英語で何と言うのか分からない」

オンライン英会話のレッスンで、講師はほぼ確実に仕事のことを聞いてきます。初対面の会話として自然だからです。ところが多くの社会人にとって、仕事の説明は日常会話より圧倒的に難しい。ここでつまずくと、毎回そこで会話が止まり、レッスンが「浅い雑談」で終わってしまいます。

先に結論を書きます。仕事を英語で説明できないのは、英語力そのものより**「日本語でも整理していない情報を、いきなり英語で組み立てようとしている」**ことが原因です。逆に言えば、一度だけ日本語で棚卸しして30秒の型に落とし込めば、その後は使い回せます。

この記事では、①なぜ仕事の説明だけ急に詰まるのか → ②30秒で伝わる説明の型 → ③日本特有の役職・部署をどう伝えるか → ④オンライン英会話を練習台にする頼み方 → ⑤どのタイプのサービスが向くか、の順に整理します。

仕事の説明だけ急に詰まる、3つの原因

原因1:日本語でも一言で説明できていない

「あなたの仕事を、業界の人以外に30秒で説明してください」と日本語で言われて、すらすら答えられる人は多くありません。社内用語・略語・暗黙の前提を外して話す訓練を、そもそもしていないからです。

英語で詰まっているように見えて、実際は日本語の設計図がない状態で英作文をしようとしている。これが一番多い原因です。

原因2:肩書きと部署名を「直訳」しようとしている

「係長」「主任」「主査」「◯◯推進部」。これらを英語の単語1つに置き換えようとして止まります。しかし日本の役職名は会社ごとに定義が違い、英語圏の組織構造とも一対一で対応しません。

実際、日本語では同じ「主任」でも、会社によって Supervisor、Chief、Assistant Manager など違う英訳を当てていることがあります(ビズメイツブログ「自分の役職は英語で何?」・最終確認日:2026-08-23)。正解が1つない領域を、正解探しで攻めているので詰まるわけです。

原因3:説明する順番が日本語のままになっている

日本語の名刺は「会社名 → 部署名 → 役職 → 氏名」の順ですが、英語の署名は「名前 → 役職 → 部署 → 会社名」の順になります。会話でも同じで、英語ではまず自分が何をする人かを先に言い、所属は後ろに置くほうが伝わります。

日本語の順番のまま話すと、会社名と部署名という「相手が知らない固有名詞」から始まってしまい、聞き手は最後まで何の話か分かりません。

30秒で伝わる「仕事説明」の型

海外のビジネス英語の定番では、仕事の説明は**職種(position)・部署(department)・職責(responsibility)**の3つを先に立て、そのあとで具体的な業務内容(job description)や、いま抱えている課題(task)に降りていく形が基本とされています。

これを会話用に並べ替えると、次の3層になります。

第1層:何をする人か(1文)

  • I’m in charge of ◯◯.(◯◯を担当しています)
  • I work in the ◯◯ team, and I mainly handle ◯◯.(◯◯チームで、主に◯◯を扱っています)

第2層:誰のために・何のために(1文)

  • I support our sales team so they can focus on customers.
  • We make sure the products arrive on time.

第3層:具体例をひとつ(1〜2文)

  • For example, last week I ◯◯.
  • Right now I’m working on ◯◯.

第3層まで言えると、講師は必ずそこに質問を返してきます。会話が続くかどうかは、具体例をひとつ持っているかで決まります。 逆に第1層だけで止めると、講師は「Oh, nice.」としか返せず、そこで話題が切れます。

準備は日本語 → 英語の順で

型を埋めるときは、いきなり英語で書かないでください。手順はこうです。

  1. 日本語で3層を箇条書きにする(社内用語は使わない。中学生に説明するつもりで)
  2. 各行を、主語+動詞のシンプルな文に割る
  3. そのうえで英語にする。分からない単語だけ調べる
  4. 声に出して読み、30秒に収まるか測る

この作業は一度やれば終わりです。以降のレッスンでは同じ型を使い回し、第3層の具体例だけ入れ替えます。

仕事の説明 | 準備のしかた

ぶっつけ本番と、日本語で棚卸ししてから話す場合

どちらもレッスン中の負荷と、会話が続くかが変わります

話し出すまでの速さ会話が続くか毎回の準備の手間
ぶっつけで英語を組み立てる 準備なし × 固有名詞から入り、詰まりやすい × 一言で終わり、質問が返ってこないことが多い 事前準備はゼロ
日本語で3層を棚卸ししてから英語にする 初回だけ準備 型に沿って言い出せる 具体例に講師が食いついて広がりやすい 最初の1回だけ時間がかかる
  • ※効果の出方には個人差があります。型はあくまで話し出すきっかけを作るためのものです

オンライン英会話くらべ

日本特有の役職・部署は「直訳」より「説明」

役職名は、英単語を探すよりやっていることを説明したほうが速く、正確に伝わります。

役職のおおまかな対応

一般的な対応の目安としては、係長が Assistant Manager、課長が Section Manager、部長が Department Manager あたりが挙げられます。ほかに Team Leader、Section Chief、Department Head といった言い方も使われます(ビズメイツブログレアジョブ English Lab「部長って英語で言える?」・最終確認日:2026-08-23)。

ただしこれは目安であって、会社の公式英語表記がある場合はそちらが優先です。名刺やメール署名に英語表記があるなら、まずそれを確認してください。

迷ったら「人数」と「決裁範囲」で説明する

英語圏の講師にとって、Assistant Manager が偉いのかどうかは分かりません。むしろ次のように言ったほうが一発で伝わります。

  • I lead a team of five.(5人のチームを見ています)
  • I don’t have any direct reports, but I’m the main contact for our clients.(部下はいませんが、顧客の窓口をしています)
  • I report to the section manager.(課長の下についています)

部署名も同じ

「◯◯推進部」「業務改革室」のような日本独特の部署名は、直訳すると意味不明になります。その部署が何をしているかを1文で言うほうが安全です。

  • I’m in a team that improves how we work internally.
  • My department handles everything after the contract is signed.

固有名詞を訳そうとしない。機能を説明する。 これだけで詰まる回数が大きく減ります。

業界・職種でつまずきやすいポイント

専門用語が多い仕事(IT・製造・医療・金融など) 専門語を英語にできても、講師が知らなければ通じません。「専門語 → その言い換え」をセットで用意しておくと安全です。例えば「与信管理」なら credit management と言ったうえで、we check if a customer can pay us と足す。

社内向けの仕事(総務・経理・情報システムなど) 外から見えにくいので、「誰を助けているか」から入ると伝わります。I help other employees so they can work without trouble. のように、対象を先に出します。

公務員・団体職員・専門職 組織構造そのものが説明しづらいので、役所名や制度名より、住民や利用者から見て何をしているかに寄せます。I work for the city, and I handle applications for housing support.

転職・異動が多い人 説明が長くなりがちです。「いまの仕事」に絞り、過去は聞かれてから話す。これで30秒に収まります。

オンライン英会話を「仕事説明の練習台」にする

型を作っても、使わなければ定着しません。ここからが本題です。

1. レッスンのリクエスト欄で先に指定する

多くのサービスには、予約時に講師へ要望を書く欄があります。空欄のままだと、講師は無難なフリートークを始めます。次のように具体的に書いてください。

  • I want to practice explaining my job. Please ask me questions about my work.
  • Please correct my sentences when I talk about my job.

「練習したいこと」と「してほしい対応」の2つを書くのがコツです。片方だけだと、講師は普通に会話を進めてしまいます。

2. 同じ説明を3回、違う講師にする

1回目は詰まります。2回目は少しマシになります。3回目でだいたい形になります。違う講師に同じ話をするのがポイントで、毎回違う質問が返ってくるため、想定問答が自然に増えていきます。

3. 「直してほしい」を明示する

講師によっては、意味が通じていれば直さずに流します。文法を直してほしいなら、レッスンの冒頭で口頭でも伝えてください。言い方が分からない、意見が続かないという段階の人は、オンライン英会話で意見が言えない原因と、理由が続く組み立て方も合わせて読むと、第3層の伸ばし方が分かります。

4. 教材レッスンなら「ビジネス寄りの教材」を選ぶ

フリートークだと、講師の興味しだいで話題がぶれます。仕事の説明を鍛えたいなら、自己紹介・キャリア・職場をテーマにした教材を選び、そこに自分の話を乗せるほうが効率的です。

どのタイプのサービスが向くか

仕事の説明を鍛えたい人にとって、サービスは大きく3タイプに分かれます。

ビジネス英語 | サービスのタイプ

汎用型・ビジネス特化型・英語コーチングの違い

「仕事の話を毎回きちんと練習できるか」という観点で並べています

仕事の話が通じやすいか毎回の練習として続けやすいか費用の負担
汎用型オンライン英会話 日常会話が中心 講師によって業務理解の差が出やすい 自分でリクエストしないと雑談で終わりやすい 3タイプの中では抑えやすい傾向
ビジネス特化型オンライン英会話 仕事の場面が教材 仕事の話が前提なので噛み合いやすい 教材が仕事の場面ベースで進む 汎用型より月額は高めになりやすい
英語コーチング 期間を区切って集中 自分の業務に合わせて設計されやすい 学習計画ごと管理される × 費用が大きく、期間も区切られる
  • ※料金・プラン内容は変更されます。最終確認日:2026-08-23。申し込み前に各公式でご確認ください

オンライン英会話くらべ

毎日25分を習慣にしたい社会人で、話す中身を仕事に寄せたいなら、ビジネス特化型が一番ぶれません。 教材そのものが仕事の場面なので、「今日は何を話そう」で悩む時間がなくなります。

代表的なのがビズメイツ(Bizmates)です。2026-08-23時点で確認した公開情報では、毎日25分プランが月額14,850円(税込)、レッスンは毎日5:00〜翌1:00に受けられ、入学金・教材費はかかりません(Bizmates 料金プラン)。無料体験レッスンは25分で、レベル診断とフィードバックを含む構成になっています。無料体験の回数や内容は時期によって変わることがあるため、申し込み前に公式ページでご確認ください。

自分の仕事の話が英語で組み立てられるかどうかは、いくら記事を読んでも分かりません。まず無料体験で「仕事の説明を練習したい」とリクエストして、どこで詰まるかを見てもらうのが、一番早い現在地の確認方法です。

別の選択肢:まず量をこなしたい場合

「ビジネス特化までは要らない、まず英語で話す量を増やしたい」という段階なら、汎用型のビジネス向けコースという選び方もあります。レアジョブ英会話のビジネス英会話コースは、2026-08-23時点で確認した公開情報では毎日25分で月額12,980円(税込)、無料体験は7日間の期間内に試せる形になっています。金額・条件とも変更されることがあるため、公式でご確認ください。

よくある質問(FAQ)

Q. 会社名や具体的な業務内容を、講師に話しても大丈夫ですか? A. 社外秘や個人情報にあたる内容は話さないでください。業界名・職種・役割までで十分に会話は成立します。取引先名、金額、未公開の計画などは避け、「a client」「a project」といった一般化した言い方に置き換えるのが安全です。

Q. 型を覚えると、話し方が不自然になりませんか? A. 型は台本ではなく、最初の30秒の骨組みです。第3層の具体例は毎回変わるので、そのまま暗唱になることはあまりありません。むしろ骨組みがあるほうが、その先に頭を使えます。

Q. どのくらいで詰まらなくなりますか? A. 習得のペースには個人差があり、期間を断定することはできません。ただ、同じ説明を違う講師に繰り返すやり方は、想定問答が増えるぶん体感の変化が出やすい方法です。何回でどうなるという保証はできない点はご理解ください。

Q. TOEICのスコアは関係ありますか? A. 仕事の説明ができるかどうかは、読解力よりも「自分の情報を整理して口に出す練習量」に左右されます。スコアが高くても仕事の説明で詰まる人はよくいます。

Q. 英語コーチングまで必要でしょうか? A. 出張・面談・プレゼンなど期限のある目的があるなら選択肢になりますが、費用は大きくなります。まずはオンライン英会話の無料体験で、どこで詰まるかを確認してからでも遅くありません。

こんな人におすすめ

  • レッスンで仕事を聞かれるたびに固まり、そこで会話が止まってしまう人
  • 「I work for a company.」の先が毎回続かない人
  • 自分の役職・部署の英語表記が分からず、説明を避けてしまっている人
  • 日常会話より、仕事の場面の英語を優先して鍛えたい社会人

逆に、いまは英語を口に出すこと自体に慣れている途中で、仕事の話をする予定が当分ない人は、無理にこのテーマから入る必要はありません。

型を作っても、実際に講師にぶつけてみないと、どこで詰まるかは分かりません。仕事の話が前提の場で一度試してみたい人は、無料体験から確かめるのが早道です。

まとめ

自分の仕事を英語で説明できない原因は、英語力そのものより、日本語でも整理していない情報をいきなり英語にしようとしていることにあります。

やることは3つです。①日本語で「何をする人か・誰のためか・具体例ひとつ」の3層に棚卸しする、②役職や部署は直訳せず、人数・決裁範囲・機能で説明する、③リクエスト欄に「仕事の説明を練習したい」「文を直してほしい」の2点を書いて、同じ話を違う講師に3回する。

サービスは、話す中身を仕事に寄せたいならビジネス特化型、まず量をこなしたいなら汎用型のビジネスコース、期限のある目的があるならコーチング、という順で考えると迷いにくくなります。どれも無料体験があるので、「仕事の説明を練習したい」と最初に伝えて、どこで詰まるかを見てもらう使い方をおすすめします。

※料金・無料体験条件は執筆時点のものです。最新は各公式でご確認ください。

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