ネイティブ講師はいつから必要?オンライン英会話の使い分け
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オンライン英会話を選ぶとき、多くの人が一度は立ち止まるのが「やっぱりネイティブ講師のほうがいいのでは?」という疑問です。同じサービスの中でも、ネイティブ講師を選べるプランは月額が数千円〜1万円近く上がります。せっかくお金を払うなら本物の英語に触れたい、という気持ちはとても自然です。
結論から言うと、ネイティブ講師は「良い・悪い」ではなく「必要になるタイミングがある」ものです。やり直し英語のスタート地点でいきなりネイティブ講師を選ぶと、費用が上がるわりに手応えが薄く、続かなくなるケースがあります。逆に、ある段階まで来た人が非ネイティブ講師だけで練習し続けると、伸びしろを取りこぼすこともあります。
この記事では、非ネイティブ講師(フィリピン人講師など)とネイティブ講師の違いを整理したうえで、「いま自分に必要かどうか」を判断するチェック項目と、**追加料金が実際にいくらかかるのか(2026年7月時点の公式料金)**をまとめます。なお、英語の習得スピードには個人差があり、講師の国籍だけで結果が決まるわけではないことを前提にお読みください。
そもそも「ネイティブ講師」と「非ネイティブ講師」は何が違うのか
まず用語を整理します。オンライン英会話で言う講師の区分は、だいたい次の3つです。
- 非ネイティブ講師:英語を第二言語として身につけた講師。オンライン英会話ではフィリピン人講師が中心で、料金が最も抑えられていることが多い
- ネイティブ講師:アメリカ・イギリス・オーストラリアなど、英語を母語とする国の講師。多くのサービスで追加料金や上位プランの対象
- 日本人講師:日本語で文法や言い回しの疑問を解消できる講師。初心者の入り口や、つまずきの整理に向く
違いは「発音の良し悪し」だけではありません。実際にレッスンの受け心地に効いてくるのは、次の4点です。
1. 話すスピードと、聞き取りやすさ
非ネイティブ講師は、自分自身が英語を学んだ経験があるため、学習者が聞き取りやすい速度と語彙にコントロールして話してくれる傾向があります。これは初中級者にとって大きな利点です。一方でネイティブ講師のレッスンは、実際の会話に近いスピードや省略・くだけた言い方が出やすく、慣れていないと「何を言われたか分からないまま25分が終わる」ことがあります。
2. 直してもらえる内容の種類
初中級のうちに直してほしいのは、多くの場合「文法が崩れている」「言いたいことが文にならない」といった土台の部分です。ここは非ネイティブ講師でも十分に対応できますし、むしろ文法を体系的に学んだ経験があるぶん説明が丁寧なこともあります。
対してネイティブ講師の強みは、文法的には正しいけれど不自然、という部分の修正です。「通じるけど、普通はそう言わない」というレベルの指摘は、母語話者の感覚が効いてきます。この指摘が刺さるのは、そもそも言いたいことを英語で組み立てられるようになってからです。
3. 料金
ここは最も分かりやすい差です。後ほど実額で示しますが、ネイティブ講師を選べるようにすると、月額が8,000〜10,000円ほど上乗せになるサービスが一般的です(2026年7月時点で確認した主要サービスの場合)。同じ予算なら、非ネイティブ講師でレッスン回数を倍にするという選択肢と天秤にかけることになります。
4. 予約の取りやすさ
ネイティブ講師は在籍数が相対的に少なく、人気の時間帯は枠が埋まりやすい傾向があります。「思い立ったときに受けられる」ことを重視するなら、この点は無視できません。予約が取れずに受講ペースが落ちるのは、上達以前の問題です。
オンライン英会話 | 講師タイプの選び分け
非ネイティブ・ネイティブ・日本人講師の違い
どれが優れているかではなく、いまの自分に効くのはどれかで選びます
| 料金の負担 | 初中級の話しやすさ | 自然な言い回しの習得 | |
|---|---|---|---|
| 非ネイティブ講師(フィリピン人講師など) 標準プランの中心 | ○ 最も抑えやすい | ○ 速度・語彙を調整してくれる傾向 | △ 土台づくり向き |
| ネイティブ講師 追加料金・上位プラン | × 月8,000円前後の上乗せが目安 | △ 初級だと速く感じることがある | ○ 不自然さの指摘に強い |
| 日本人講師 入り口・つまずき解消 | △ サービスにより割高なことも | ○ 日本語で質問できる安心感 | △ 英語漬けにはなりにくい |
- ※料金は2026-07-26時点で各公式サイトを確認した目安です。プラン改定があるため最新は公式でご確認ください
- ※上達のスピードには個人差があり、講師タイプだけで成果が決まるものではありません
オンライン英会話くらべ
講師の当たり外れは国籍よりも個人差が大きい、という点も付け加えておきます。相性の見極め方はオンライン英会話は講師との相性で決まる|合わない時の変え方にまとめています。
ネイティブ講師が「まだ必要ない」人の3条件
次のいずれかに当てはまるうちは、追加料金を払ってネイティブ講師に切り替えるより、非ネイティブ講師で回数を確保するほうが費用対効果は高いと考えられます。
条件1:自己紹介や近況を、詰まりながらでも英語で言い切れない まだ「英文を組み立てる」段階です。この時期に必要なのは、ゆっくり待ってもらいながら大量に口を動かす時間で、ネイティブかどうかは影響しません。
条件2:レッスン中、相手の言うことの半分以上を聞き返している 理解が追いつかない状態でスピードの速い相手を選ぶと、沈黙と焦りが増えて自信を削られます。まずは聞き取りやすい講師で成功体験を積むほうが続きます。
条件3:週の受講回数がまだ安定していない 月に数回しか受けられていない段階で単価を上げると、「高いのに使えていない」という罪悪感が生まれ、退会につながりやすくなります。習慣が先、単価は後です。
この3つに当てはまるなら、標準プランの非ネイティブ講師で回数を積むほうが合理的です。まずは「聞き取りやすい講師で、詰まっても待ってもらえる」環境から始めたい人は、講師の研修体制が公開されているサービスが安心です。
QQ Englishは公式サイトで、講師を正社員として雇用し、大卒・600時間以上のトレーニング・国際資格TESOLの取得義務を課したうえで、自社オフィスからレッスンを提供していると明記しています。料金は月4回3,280円、月8回6,180円、月16回9,680円、月30回14,980円(いずれも税込)で、無料体験は2回です(最終確認日:2026-07-26)。
広告 / PR QQEnglish(オンライン英会話)の無料体験を見てみるネイティブ講師に切り替えるサイン4つ
逆に、次のようなサインが出てきたら、ネイティブ講師を足す価値が上がってきた合図です。
サイン1:言いたいことは伝わるのに、毎回同じ言い回しになる 「I think 〜」「It’s very good」ばかりで会話が回り始めたら、表現の引き出しが頭打ちになっています。自然な言い換えを浴びる相手として、ネイティブ講師が効いてきます。同じ悩みへの対処は同じ表現ばかり…使い回しから抜け出す方法でも扱っています。
サイン2:講師には通じるのに、映画やニュースの英語が聞き取れない 学習者向けに調整された英語には慣れたけれど、素の英語に耳が追いついていない状態です。速度・省略・つなげ読みに触れる回数を増やす段階に来ています。
サイン3:仕事や留学など、母語話者と話す予定が具体的にある 半年後に海外出張がある、外国人上司が着任する、といった具体的な締め切りがあるなら、本番に近い相手で慣らしておく意味があります。
サイン4:発音やイントネーションを本気で直したくなった 細かい音の修正は母語話者の耳が役立つ場面です。ただし、発音は講師任せでは変わりにくく、自分で録音して確認する作業とセットになります。詳しくは大人の英語発音矯正はオンライン英会話でできる|やり方と選び方をご覧ください。
4つのうち2つ以上当てはまるなら、いきなり全部を切り替えるのではなく、週1回だけネイティブ講師を混ぜるのが現実的です。費用の増え方を抑えながら、効果を確かめられます。
ネイティブ講師の追加料金は実際いくら?(2026年7月時点)
いちばん気になるお金の話を、公式サイトで確認できた金額だけで整理します。すべて税込・最終確認日:2026-07-26です。
| サービス | 標準プラン | ネイティブ講師を含める場合 | 差額の目安 |
|---|---|---|---|
| レアジョブ英会話 | 日常英会話コース 毎日25分 7,980円 | 毎日25分+ネイティブパス 15,980円 | 月8,000円 |
| ネイティブキャンプ | プレミアムプラン 7,480円(レッスン受け放題) | +ネイティブ受け放題オプション 9,800円 | 月9,800円 |
| QQ English | 月16回 9,680円ほか回数制 | 回数制の中で講師を選ぶ形 | 追加オプションなし |
レアジョブ英会話は公式のよくある質問で、日常英会話コースの料金として毎日25分プラン7,980円、月8回プラン4,980円、毎日25分プラン+ネイティブパス15,980円と案内しています。つまり、ネイティブ講師も選べるようにするための上乗せは月8,000円です。無料体験については公式の体験レッスン案内に「7日間無料でレッスンを体験できます」と記載があります(最終確認日:2026-07-26)。
一方ネイティブキャンプは、公式サイトでプレミアムプラン7,480円、ネイティブ受け放題オプション9,800円、そして7日間・回数無制限の無料トライアルを掲げています(最終確認日:2026-07-26)。オプションを足すと合計は月17,280円になりますが、回数無制限という点が他社と性質が異なります。「ネイティブ講師とたくさん話す」ことを目的にするなら、1回あたりの単価は受講回数次第で大きく下がる計算になります。ただし予約レッスンには別途費用がかかる仕組みがあるため、申し込み前に条件を確認してください。
ネイティブ対応 | 主要3社の考え方の違い
ネイティブ講師をどう組み込むかで選ぶ
2026-07-26時点で各公式サイトに記載の内容をもとに整理しています
| ネイティブ講師との受講 | 費用の増え方 | 非ネイティブ中心で安く続ける | |
|---|---|---|---|
| ネイティブキャンプ プレミアム7,480円+オプション9,800円 | ○ オプションで回数無制限 | △ 合計17,280円と高め | ○ オプション無しなら7,480円 |
| レアジョブ英会話 毎日25分7,980円/+パス15,980円 | ○ ネイティブパスで選べる | △ 月8,000円の上乗せ | ○ 月8回4,980円から |
| QQ English 回数制(月4回3,280円〜) | △ ネイティブ専用の追加枠はなし | ○ 回数を選んで調整できる | ○ 正社員講師で回数を選べる |
- ※金額はすべて税込・2026-07-26に各公式サイトで確認したものです。改定される場合があります
- ※ネイティブキャンプの予約レッスンには別途費用がかかる仕組みがあります
オンライン英会話くらべ
すでに毎日受けていて、そろそろ本物のスピードに慣れたい人は、回数無制限で試せる無料トライアルから相性を確かめるのが手堅い進め方です。
広告 / PR ネイティブキャンプの7日間無料トライアルを見てみるまずは標準プランで習慣をつくり、必要になったらネイティブを足したい人には、後からパスを追加できる形のほうが無駄がありません。
広告 / PR レアジョブ英会話の無料体験を見てみる3社の全体像をもっと詳しく比べたい方は、レアジョブ・ネイティブキャンプ・QQ English比較|どれを選ぶ?もあわせてどうぞ。
「訛り」は気にしなくていいのか、正直なところ
非ネイティブ講師を検討すると、必ず出てくるのが訛りの話です。ここは誤解のないように書きます。
まず、訛りは非ネイティブ講師だけの話ではありません。アメリカ英語とイギリス英語、オーストラリア英語でも発音は違いますし、ネイティブ講師どうしでも話し方には差があります。「訛りのない英語」というものが存在するわけではない、というのが出発点です。
そのうえで、気にしたほうがよい場面と、気にしなくてよい場面を分けます。
- 気にしなくてよい場面:文を組み立てる練習、質問に答える練習、語彙を増やす練習。これらは講師の出身国に左右されません
- 気にしたほうがよい場面:発音そのものを矯正したいとき、特定の国の英語(アメリカ英語など)に耳を慣らす必要があるとき
つまり、目的が「話せるようになること」なら講師の国籍の優先度は下がり、目的が「特定の音に近づけること」なら上がります。自分の目的をはっきりさせるほど、判断は簡単になります。
また、日本語で疑問を解消したい段階では、そもそも日本人講師という選択肢もあります。この使い分けはオンライン英会話は日本人講師で始めるべき?メリット・デメリットと選び方で詳しく整理しています。
タイプ別・こんな人におすすめ
ここまでを、目的別にまとめます。
やり直し英語をゼロから始める社会人 非ネイティブ講師の標準プランで、週3回以上の回数を確保するのが優先です。ネイティブ講師は、半年ほど続けて手応えが変わってから検討しても遅くありません。
ある程度話せるが、表現が広がらない中級者 週1回だけネイティブ講師を混ぜる形が費用対効果に優れます。全部を切り替える必要はありません。
海外出張・赴任が具体的に決まっている人 本番に近いスピードに慣れる時間が必要なので、早めにネイティブ講師の比率を上げる意味があります。準備の進め方は海外赴任・駐在前の英語、何から始める?期間別ロードマップも参考になります。
とにかく費用を抑えたい人 回数制のプランで月4〜8回から始め、続けられると分かってから増やす方法が安全です。使わない月に高い月額を払い続けるのが、いちばんもったいない使い方です。
発音を本格的に直したい人 ネイティブ講師を足すこと自体は有効ですが、レッスンだけでは変わりにくいのが実際のところです。録音・自己チェックとセットで進めてください。
よくある質問
Q. ネイティブ講師のほうが早く上達しますか? A. 一概には言えません。上達に効くのは「話した総量」と「復習の質」で、講師の国籍はそれを補助する要素です。回数が減るほどの負担になるなら、非ネイティブ講師で量を確保するほうが結果につながることもあります。習得スピードには個人差があります。
Q. 途中でネイティブ講師に変更できますか? A. 多くのサービスでプランやオプションの変更に対応していますが、切り替えのタイミングや締め日の扱いはサービスごとに異なります。契約前に変更ルールを確認しておくと安心です。
Q. 無料体験でネイティブ講師も試せますか? A. サービスによって扱いが異なります。無料体験の対象講師が限定されている場合もあるため、試したい講師タイプが体験に含まれるかを申し込み前に確認してください。
Q. 非ネイティブ講師のレッスンで、変な英語が身についてしまいませんか? A. 研修体制や採用基準を公開しているサービスを選べば、過度に心配する必要は少ないと考えられます。気になる場合は、講師の資格(TESOL等)や研修時間を公表しているサービスを基準に選ぶとよいでしょう。
Q. 結局、最初はどちらを選べばいいですか? A. 迷ったら、まず非ネイティブ講師の標準プランで無料体験を受け、「25分を話し切れるか」を確かめてください。余裕を感じたらネイティブ講師も試す、という順番が費用の無駄が少ない進め方です。
まとめ:国籍で選ぶのではなく、段階で選ぶ
- ネイティブ講師は「上位互換」ではなく、効く段階が違う選択肢
- 初中級は、聞き取りやすい非ネイティブ講師で回数と習慣を優先する
- 言い回しが頭打ち・素の英語が聞き取れない・具体的な予定がある、といったサインが出たら切り替え時
- 追加費用は月8,000〜9,800円が目安(2026-07-26時点の主要サービス)。全部切り替えず週1回混ぜるのが現実的
- 訛りより、自分の目的が「話す力」か「特定の音」かをはっきりさせるほうが大事
判断がつかないときは、頭で比較し続けるより、無料体験を1回受けてみるほうが早く答えが出ます。同じ25分でも、自分がどれだけ話せたかは実際に受けてみないと分かりません。
※料金・無料体験条件は執筆時点のものです。最新は各公式でご確認ください。
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参考にした情報
- レアジョブ英会話 公式ヘルプ「レッスン料金一覧を教えてください。」(2026-07-26確認)
- ネイティブキャンプ 公式サイト 料金・無料トライアルの案内(2026-07-26確認)
- QQ English 公式サイト 料金プラン・講師についての記載(2026-07-26確認)