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オンライン英会話のリクエストが講師に伝わらない時の対処法

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「予約のリクエスト欄に『発音を直してください』と書いたのに、一度も直されなかった」 「『ゆっくり話してほしい』と書いたのに、開始10秒で通常速度に戻っている」 「毎回同じ要望を書いているのに、毎回スルーされている気がする」

オンライン英会話の「リクエスト欄」は、使っている人ほど不満がたまりやすい機能です。書く手間はかかるのに、反映されたかどうかが分かりにくい。しかも講師に「読みましたか?」とは聞きにくい。

先に結論を書きます。リクエストが反映されない原因のほとんどは、講師のやる気の問題ではなく、「読まれるタイミングに、実行できる形で書かれていない」ことです。 逆に言えば、書き方とタイミングを変えるだけで反映率は大きく上がります。

この記事では、伝わらない理由の切り分け → 講師が実行できるリクエストの型 → 書いても反映されなかった時のレッスン中のリカバリー → 毎回書くのが面倒な人向けの仕組み、の順にまとめます。

リクエストが伝わらない3つの理由

理由1:講師がリクエストを読む時間が、そもそも短い

多くのオンライン英会話は、レッスンが連続で入っています。前のレッスンが終わって次が始まるまでの時間はごくわずかで、その間に講師は教材を開き、生徒のプロフィールを確認し、リクエスト欄を読むことになります。

つまり、**リクエスト欄は「じっくり読まれる場所」ではなく「数十秒で流し読みされる場所」**だと考えたほうが実態に近いです。長文で書けば書くほど、肝心の一行が埋もれます。

さらに、予約を入れた時刻がレッスン直前だった場合、講師がリクエストを見る時間そのものが存在しないこともあります。「直前予約のときだけ反映されない」という心当たりがあるなら、原因はここです。

理由2:日本語で書いている、または訳しにくい日本語で書いている

見落としがちですが、講師の多くは日本語を読めません。ネイティブキャンプは公式のヘルプで、その他の要望は**「講師が読めるように英語で記載してください」**と明記しています(最終確認日:2026-08-21)。日本語で書いていた場合、反映されないのは当然の結果です。

また、英語で書いていても「もっと自然な表現を教えてほしい」のような抽象的な要望は、講師によって解釈が大きくぶれます。何をすれば要望を満たしたことになるのかが、講師側から見て分からないためです。

理由3:要望の数が多すぎて、優先順位が分からない

「発音を直してほしい。文法も直してほしい。フリートークで、でもビジネスの話題で、ゆっくり話してほしい」

これは一見すると丁寧なリクエストですが、25分のレッスンで全部を満たすのは不可能です。講師は無意識にどれかを選ぶことになり、その選択があなたの優先順位と一致しなければ「反映されなかった」と感じます。

リクエストは「多く書くほど通る」ものではなく、「絞るほど通る」ものです。ここが直感と逆なので、まじめな人ほどつまずきます。

講師が実行できるリクエストの型

伝わるリクエストには共通の形があります。**「1レッスン1リクエスト」「動詞で書く」「回数や場面を指定する」**の3つです。

型1:優先度を1つに絞る

まず、今日のレッスンで一番達成したいことを1つだけ決めます。発音なのか、文法の訂正なのか、話す量なのか。残りは書かないか、書くとしても「余裕があれば」と添えます。

  • ぼやける例:「発音と文法とスピーキングを伸ばしたいです」
  • 絞った例:「今日は発音だけ見てください。文法のミスは今日は流してもらって構いません」

「見なくていいもの」を明示するのがコツです。講師は減点を避けたい心理が働くので、何かを省いてよいと言われないと全部やろうとします。

型2:講師が何をするのかを動詞で書く

「発音を良くしたい」は状態の希望であって、講師への指示ではありません。講師の行動として書き直します。

  • 状態の希望:I want to improve my pronunciation.
  • 行動の指示:Please stop me and correct me when my pronunciation is unclear.

DMM英会話の公式ブログでも、リクエストの例文はPlease let me know if I make any mistakes.(間違えたら教えてください)のように、講師の行動を指定する形で紹介されています(最終確認日:2026-08-21)。

型3:回数・場面・タイミングを数字で入れる

「たくさん直してください」は人によって3回にも30回にもなります。数字を入れると、講師の側も判断に迷いません。

  • Please correct at least 5 mistakes during this lesson.(このレッスンで最低5つ直してください)
  • Please give me feedback in the last 5 minutes.(最後の5分でフィードバックをください)
  • Please let me speak for at least half of the lesson.(レッスンの半分は私に話させてください)

特に最後の「話す時間の配分」は、講師ばかり話してしまう問題への対処としても機能します。数字を入れると講師が時計を見るようになるためです。

型4:書きっぱなしにせず、冒頭で口頭でも言う

これがいちばん効きます。DMM英会話の公式ブログは、リクエスト欄への記入について**「記入+『口頭で伝える』をオススメします」**とし、対面してからもう一度伝えることでより確実に伝わる、と説明しています(最終確認日:2026-08-21)。

サービス側の公式情報が「書くだけでは足りない」と認めている、と読める点は重要です。リクエスト欄は保険であって、本命はレッスン冒頭の10秒だと考えたほうが実態に合っています。

レッスン冒頭で使える言い回しはオンライン英会話のレッスン前の準備|初心者の使えるフレーズ集にまとめています。

伝え方は3つある。それぞれの向き不向き

要望の伝え方には「事前に固定で登録する」「予約のたびに書く」「レッスン冒頭に口頭で言う」の3通りがあります。どれか1つが正解ではなく、性質が違います。

オンライン英会話 | 講師への要望の伝え方

要望を伝える3つの方法の違い

手間・確実さ・毎回のブレにくさは、伝え方によって変わります

毎回の手間講師に届く確実さ毎回の一貫性
事前に固定登録する 設定画面に一度書く方式 一度設定すれば以降は不要 流し読みされる可能性は残る 毎回同じ条件で受けられる
予約ごとに書く リクエスト欄に都度入力 予約のたびに書く手間がある 直前予約だと読む時間がない その日の内容に合わせられる
レッスン冒頭に口頭で言う 開始10秒で伝える 事前の準備がいらない その場で反応を確認できる 言えなかった日は伝わらない
  • ※どれか1つに絞るより、固定登録または事前記入と、冒頭のひと言を併用したほうが確実です
  • ※一部の教材ではレッスンの進め方のルールが要望より優先される場合があります(ネイティブキャンプ公式ヘルプ・最終確認日:2026-08-21)

オンライン英会話くらべ

表のとおり、弱点が互いに補い合う関係になっています。事前に書いておくと言い忘れを防げますが、読まれたかは確認できません。口頭は確実ですが、緊張した日は言えません。併用が現実的な答えです。

毎回書くのが面倒な人は「固定登録できるサービス」を使う

「毎回のリクエストが面倒で、結局書かずに受けている」という人は、要望をアカウント側に一度だけ登録しておける仕組みを使うと負担が消えます。

ネイティブキャンプには「レッスンへの要望」という設定があり、公式ヘルプによると次の3つを登録できます(最終確認日:2026-08-21)。

  • レッスン前の自己紹介:毎回の自己紹介を行うかどうかを指定できる
  • 文法や発音の誤りの指摘:レッスン中に誤りを指摘してほしいかどうかを指定できる
  • その他の要望:講師への要望を自由記述で登録できる(英語で記載する)

1つ目の「自己紹介を省略できる」は、地味ですが効果が大きい項目です。毎回同じ自己紹介で3〜5分が消えるのを止められるため、実質的なレッスン時間が増えます。2つ目も、訂正してほしいかどうかという最も要望のぶれやすい部分を、毎回言わずに固定できます。

なお公式ヘルプには一部教材ではレッスンルールが要望より優先される旨の注意書きもあります。登録すれば必ず全部が通るわけではない点は、先に知っておいたほうが期待外れになりません。

要望の伝わり方は講師によっても変わるため、いろいろな講師で試して確かめたいという事情もあります。回数の上限を気にせず受けられるかどうかは、ここで効いてきます。

別の選択肢:予約ごとに要望を書き分けたい人

「今日は発音、明日は面接練習」のように日によって要望が変わる人は、固定登録より予約ごとのリクエスト欄のほうが合います。DMM英会話は予約時にリクエストを入力する欄があり、前述のとおり公式ブログで「記入+口頭」の併用を案内しています(最終確認日:2026-08-21)。教材の種類が多いサービスなので、要望を教材選びごと変えていくスタイルとは相性がよい方向です。

書いても反映されなかった時、レッスン中に立て直す手順

事前準備をしても、反映されないレッスンは起きます。そのときに黙って25分を過ごすと、そのレッスンは丸ごと無駄になります。以下の順で立て直します。

ステップ1:最初の5分で気づいたら、その場で言い直す

「今日は違うな」と感じたら、早いほど傷が浅く済みます。区切りのいいところで一度止めて、短く言い直します。

  • Sorry, one thing — could we focus on my pronunciation today?
  • Before we continue, could you correct me when I make a mistake?

謝ってから短く言うのがポイントです。長く説明しようとすると英語が出てこず、結局言えないまま終わります。

ステップ2:それでも変わらなければ、回数で指定し直す

一度言っても戻ってしまう講師には、抽象的な要望が伝わっていない可能性が高いです。数字に置き換えます。

  • Could you correct at least three of my sentences before the lesson ends?

「あと3つ」と言われると、講師の側も達成したかどうかを自分で判断できます。

ステップ3:終了5分前に、フィードバックの時間を確保する

最後の数分をまとめの時間にすると、レッスンの手応えが安定します。Could we spend the last five minutes on feedback? の一言で十分です。

なお「間違いを直してくれない」という悩みが繰り返し起きる場合は、頼み方そのものを見直したほうが早いことがあります。詳しくはオンライン英会話で間違いを直してくれない時の頼み方にまとめています。

3回言っても変わらないなら、講師選びの問題

ここまでやっても要望が通らない場合、原因はリクエストの書き方ではありません。講師とのミスマッチです。

  • 決まった進行を崩したくないタイプの講師:教材どおりに進めることを重視するため、訂正や脱線の要望が入りにくい
  • 生徒に気持ちよく話させたいタイプの講師:訂正を「失礼」と捉える文化的な背景があり、指摘を控えめにする
  • 経験の浅い講師:要望に合わせて進行を組み替える余裕がまだない

いずれも講師の質が低いわけではなく、あなたの目的と講師の方針が合っていないだけです。3回試して変わらなければ、講師を変えるほうが早く解決します。要望が通る講師が見つかったら、その講師を固定してしまえばリクエストを書く必要自体がほぼ消えます。

講師選びの見極め方はオンライン英会話は講師との相性で決まる|合わない時の変え方とお気に入りの見つけ方で詳しく扱っています。

よくある質問

Q. リクエストは日本語で書いてはいけませんか? A. サービスによります。ネイティブキャンプは公式ヘルプで英語での記載を求めています(最終確認日:2026-08-21)。日本語で書きたい場合は翻訳機能の有無を各サービスの公式ヘルプで確認してください。日本人講師のレッスンであれば日本語で問題ありません。

Q. 英語のリクエスト文は失礼になりませんか? A. Could you 〜?Please 〜 で始めれば通常は問題ありません。過度にへりくだる必要はなく、むしろ遠回しな表現のほうが意図が伝わらずリスクになります。

Q. リクエストは何文字くらいが適切ですか? A. 明確な基準はありません。ただし講師が読む時間は短いため、1〜2文で足りる長さに収めるのが現実的です。長文にするほど肝心の一行が埋もれます。

Q. 毎回同じリクエストを書くのは意味がありますか? A. 講師が毎回違うなら意味があります。同じ講師を継続予約しているなら、数回で共有できるので省略して構いません。固定登録できるサービスなら、そもそも書き直す必要がありません。

Q. リクエストを書けば必ず反映されますか? A. いいえ。教材によってはレッスンの進め方のルールが要望より優先される場合があるとネイティブキャンプ公式ヘルプにも記載があります(最終確認日:2026-08-21)。反映されないことを前提に、冒頭の口頭確認をセットにしておくのが安全です。

こんな人におすすめ

  • リクエストを書いているのに反映されない人:まず「1レッスン1リクエスト」に絞り、冒頭で口頭でも言ってください。この2つで大半が改善します。
  • リクエストを書くのが面倒でやめてしまった人:要望を固定登録できるサービスに変えると、書く行為自体がなくなります。
  • 日によって要望が変わる人:予約ごとに書けるタイプのほうが合います。固定登録は逆に不便になります。
  • 3回言っても変わらない人:書き方ではなく講師の問題です。講師を変えてください。

まとめ

リクエストが伝わらないのは、あなたの英語力や講師のやる気の問題ではなく、読まれるタイミングと、実行できる書き方の問題であることがほとんどです。

順番としては、①要望を1つに絞る → ②講師の行動を動詞で書く → ③回数や場面を数字で指定する → ④レッスン冒頭で口頭でも言う、の順に試すのが遠回りになりません。それでも3回変わらなければ、講師を変えます。

そして「毎回書くのが面倒で書かなくなった」タイプと「日によって要望が変わる」タイプでは、選ぶべきサービスの方向が逆になります。無料体験は複数あるので、自分がどちらのタイプかを確かめる目的で使うと、乗り換え後の後悔が減ります。

※料金・無料体験条件は執筆時点のものです。最新は各公式でご確認ください。

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