外国人部下に英語でフィードバックする型|オンライン英会話での練習法
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チームに外国人のメンバーが入り、英語で仕事ぶりを伝える役が回ってきた。褒めるときは「Good job」で終わり、直してほしい点は遠回しにしすぎて伝わらない。そんな悩みを持つ管理職やリーダーは少なくありません。
結論から書きます。英語のフィードバックは「場面→行動→影響」の3つの順番で話すと、褒める場合も改善を頼む場合も形になります。この型はSBIモデルと呼ばれ、米国の研究機関Center for Creative Leadershipが考案したものとして知られています。
型を覚えたら、オンライン英会話で講師に部下役を頼めば1対1で練習できます。練習先の条件は2026年10月8日にビズメイツの公式ページで確認しました(最終確認日:2026-10-08)。
英語のフィードバックで詰まる原因
英語のフィードバックで詰まる人の多くは、語彙より「どこまで具体的に言うか」が決まっていません。「Good job」や「Please be careful」は便利ですが、何が良くて何に気をつけるのかが相手に残りません。
日本語の職場では、察してもらう前提の短い言い方で通じる場面があります。英語に置き換えるとその前提が外れ、部下は「何を続ければいいのか」「何を変えればいいのか」を判断できなくなります。
伝わらない原因は英語の上手さではなく、具体性の不足です。具体的に言う順番を1つ持っておけば、短い英語でも意図は届きます。
SBIモデルの3つの順番と言い方
SBIは、Situation(場面)、Behavior(行動)、Impact(影響)の頭文字です。行動はカメラで撮ったように、見たままを言うのがポイントとされています。性格や意図の決めつけは入れません。
| 順番 | 言い方の例 | ポイント |
|---|---|---|
| 場面 | In yesterday’s client meeting, | いつ・どこの話かを最初に言う |
| 行動 | you explained the schedule change with a clear timeline. | 見たままの行動を1文で |
| 影響 | The client understood it right away, and that saved us a follow-up call. | 誰に何が起きたかを言う |
上の例は褒める場合です。同じ3つの順番で、改善をお願いする場合も組み立てられます。
| 順番 | 言い方の例 | ポイント |
|---|---|---|
| 場面 | In this morning’s stand-up, | 時間を空けずに伝える |
| 行動 | you didn’t mention that the test was delayed. | 「いつも」「また」を付けない |
| 影響 | Because of that, the other team planned their work on the old date. | 責める言葉ではなく結果を言う |
改善の場合は、3つの順番の後に相手の話を聞く一言を足します。
What happened there? How can we make sure the team hears about delays earlier?
最後を質問で終えると、指示ではなく相談の形になります。この質問を足した形はSBIIとも呼ばれ、相手の意図(Intent)を確かめる手順として紹介されています。
「You always」は使わない
改善を伝えるときに「You always〜」「You never〜」と言うと、一度の出来事が人柄の評価に聞こえます。部下は事実の確認より反論に気持ちが向きやすくなります。
行動は「this morning」「in the last report」のように、1回の出来事として言います。同じことが続いているなら、回数を事実として伝えます。
This is the third time this month that the report came in after the deadline.
褒めるときと改善を頼むときの言い方
フィードバックの英語は、褒める場合と改善を頼む場合で使う言い回しが分かれます。下の表は、仕事の場面でよく使われる基本の言い方を並べたものです。
| 目的 | 言い方の例 | 使う場面 |
|---|---|---|
| 褒める | I really appreciated how you〜 | 行動を具体的に評価する |
| 褒める | That made a big difference for the team. | 影響を伝える |
| 改善を切り出す | Can I share some feedback on〜? | 本題に入る前に一声かける |
| 改善を頼む | Next time, could you〜? | 次の行動を1つだけ頼む |
| 相手の考えを聞く | How do you see it? | 一方的に終わらせない |
「Can I share some feedback?」のように先に一声かけると、相手は話を聞く準備ができます。いきなり改善点から入るより、受け取る側の構えが整います。
褒め言葉で改善点をはさむ形の注意
改善点を褒め言葉で前後からはさむ伝え方は、日本語の研修でもよく紹介されます。英語でも使えますが、はさむ褒め言葉が形だけだと、相手が改善点を聞き流す場合があります。
改善を伝える回は改善の話に集中し、褒める回は別に作るほうが、どちらも相手に残ります。褒める内容がある日は、その日のうちに短く伝えるのが基本です。
相手の受け止め方は本人に聞く
フィードバックの率直さをどこまで好むかは、人によって違います。出身国でひとくくりにせず、最初の1on1などで本人に聞いておくと迷いません。
How do you prefer to get feedback? Do you like it direct, or with more context?
講師に部下役を頼む依頼文
オンライン英会話では、講師に部下役を演じてもらうと本番に近い練習になります。素直に聞いてもらうだけだと練習にならないため、質問や反論を返してもらうよう頼むのがコツです。
レッスン開始時に送る文
チャット欄に貼るか、予約時のリクエスト欄に書きます。
I’m a team leader, and I’d like to practice giving feedback to a team member. Could you play my team member? Sometimes please push back or ask “Why?” After that, please correct my phrases and tell me if anything sounded too strong.
「強すぎる言い方があれば教えて」と頼む部分が大事です。英語の強さの感覚は、自分では判断しにくい部分です。講師に聞き手としての印象を言ってもらうと、言い換えの候補が手に入ります。
25分の使い方
- 最初の5分:伝えたい場面を日本語メモからSBIの3行に組み立てる
- 次の8分:褒めるフィードバックを講師に伝え、質問に答える
- 次の8分:改善のフィードバックを伝え、部下役の反論に返す
- 最後の4分:講師から直された言い回しを、もう一度声に出す
褒める場合と改善の場合を同じ回で練習すると、言い方の切り替えに慣れます。
実際の部下の話を使うときの注意
部下の名前や評価の内容、社内の人事情報は、練習でも出さないでください。「Team member A」のように置き換え、場面も架空にしても型の練習として十分です。勤務先の情報管理ルールが優先です。
練習先の選び方
フィードバックの練習に向く条件は「自分の場面を持ち込める」「管理職向けの教材がある」「月額が続けられる範囲」の3つです。ここではビズメイツの2つのプランを比べます。
英語のフィードバック | 練習先の比較
フィードバック練習に使えるビズメイツの2プラン
2026年10月8日にビズメイツ公式ページで確認した条件です
| 場面の持ち込み | 学習の振り返り | 月額(税込) | |
|---|---|---|---|
| 毎日1レッスン レッスンのみ | ○ Assist Program | △ 自分で振り返る | ○ 14,850円 |
| コーチング15分+毎日1レッスン コーチング付き | ○ Assist Program | ○ コーチング15分×月4回 | △ 34,650円 |
- ※月額は2か月目以降の通常料金。初月は無料会員登録後3日以内の新規申し込みで50%OFF
- ※フィードバックだけを扱う教材名は公式ページで確認できませんでした
- ※最新の料金と条件はビズメイツ公式でご確認ください
オンライン英会話くらべ
ビズメイツは場面の持ち込みと管理職向け教材がある
ビズメイツの公式「レッスンタイプ」のページでは、4つのレッスンタイプが紹介されています。そのうち「Assist Program」は、資料の添削やプレゼン練習など自由にカスタマイズできるレッスンです。フィードバックのロールプレイも、自分で設定したテーマとして持ち込めます。
業務や職位に合わせた教材を使う「Other Programs」の一覧には、「Management」というマネジメントコースが3段階で載っています。ただし、コースの中にフィードバックだけを扱う回があるかは、公式ページの本文では確認できませんでした。
公式ページによると、トレーナーは全員がビジネス経験者です。レッスンは25分で、最後に振り返りの時間(Wrap Up)があります。
- 料金:毎日1レッスンは月14,850円、毎日2レッスンは月21,450円(税込)。初月50%OFFは無料会員登録後3日以内の新規申し込みが条件
- 無料体験:25分で1回(カウンセリング5分・レベル診断5分・体験レッスン10分・振り返り5分)。体験後に自動で有料プランへ切り替わらないと公式に明記
- 注意点:無料体験の時点で、フィードバックのロールプレイを指定できるかは確認できませんでした
- 最終確認日:2026-10-08
コーチング付きは振り返りの相手が欲しい人向け
コーチング付きプランは、毎日1レッスンに15分のコーチングが月4回付いて月34,650円(税込)です。毎日1レッスンのみのプランとの差は月19,800円です。
練習の計画や振り返りを自分で回せる人は、レッスンのみのプランで足ります。仕事が忙しく、何をどの順で練習するかを人と決めたい人は、コーチング付きを比べる価値があります。コーチングの中で具体的に何を扱うかは、公式の料金ページの記載だけでは確認できませんでした。申し込み前に公式で内容を確かめてください。最終確認日:2026-10-08。
本番の前にやること
フィードバックの前に、SBIの3行と最後の質問を書いたメモを作っておきます。
- 場面:いつ・どこの話か
- 行動:見たままの行動を1文で
- 影響:誰に何が起きたか
- 質問:相手の考えを聞く一言
メモは日本語でも構いません。4行が埋まっていれば、英語に置き換えるのは表の型を当てはめるだけです。褒める内容は時間が空くほど言う機会を逃すため、3行がそろった時点で短く伝えるほうが相手に届きます。
こんな人におすすめ
- 外国人のメンバーがいるチームで、リーダーや管理職をしている人
- 英語の1on1や評価面談で、改善点をどこまで言えばいいか迷う人
- 褒めるときの英語が「Good job」で止まってしまう人
反対に、日常の業務連絡そのものが英語でまだ難しい段階なら、先に報告や相談の英語から始めるほうが効率的です。フィードバックは、相手の返答を聞いて返す力も要るためです。
よくある質問
改善点を英語で言うのは失礼になりませんか
具体的な行動と影響を事実として伝え、最後に相手の考えを聞けば、失礼な言い方にはなりにくい組み立てです。言い回しの強さが気になる場合は、講師に「too strong?」と聞いて言い換えを教えてもらう方法があります。丁寧さの調整の頼み方は、下の関連記事にまとめています。
評価面談の英語もこの型で練習できますか
評価面談でも、個別の出来事を伝える部分はSBIの型で組み立てられます。ただし評価の基準や言葉づかいは会社ごとに決まっていることが多いため、社内の評価シートの英語表現を先に確認してください。
どのくらい練習すれば本番で話せますか
必要な回数には個人差があり、一概には言えません。目安として、褒める場合と改善の場合をロールプレイで数回ずつ通しておくと、少なくとも「何から言うか」で止まる場面は減らせます。
まとめ
- 英語のフィードバックは「場面→行動→影響」のSBIの順番で話す
- 行動は見たままを1回の出来事として言い、「You always」は使わない
- 改善の話は最後に「How do you see it?」などの質問で終える
- 率直さの好みは出身国で決めつけず、本人に聞く
- 練習は講師に部下役と反論を頼む。自分の場面を持ち込むならビズメイツのAssist Program
英語の習得にかかる時間には個人差があります。この記事の手順は練習の進め方を示すもので、英語でフィードバックができるようになる時期を保証するものではありません。
※料金・無料体験条件は執筆時点のものです。最新は各公式でご確認ください。
あわせて読みたい
参考にした情報
- ビズメイツ公式「4つのレッスンタイプとオリジナル教材」「レッスンタイプ・教材一覧」(2026-10-08確認)https://www.bizmates.jp/program/
- ビズメイツ公式「料金プラン」「無料体験レッスンの流れ」(2026-10-08確認)https://www.bizmates.jp/price/
- Untools「Situation-Behavior-Impact」(SBIモデルの解説・2026-10-08確認)https://untools.co/situation-behavior-impact/