英語で「えーと」が出る癖の直し方|オンライン英会話での練習法
※本サイトの記事にはアフィリエイト広告(PR)を含む場合があります
※本記事にはアフィリエイト広告(PR)を含みます。
オンライン英会話で英語を話している途中に、日本語の「えーと」「あのー」が出てしまう人向けの記事です。
結論から書くと、「えーと」は消そうとするより、英語のつなぎ言葉に置き換える練習のほうが進みます。置き換える表現は3〜4個に絞り、レッスンの録音で自分が何回言ったかを数えます。考える時間を取ること自体は悪いことではなく、問題は日本語の音で間を埋めてしまう点だけです。
癖が抜けるまでの期間には個人差があり、この記事の方法で必ず直ると約束できるものではありません。ここでは、練習の手順と、レッスンの録音機能を使った確認のしかたを整理します。
日本語の「えーと」が出る3つの理由
日本語の「えーと」が出るのは、頭の中で日本語から英語へ訳している時間を埋めようとするからです。原因は大きく3つに分かれます。
- 言いたい単語が出てこない:単語を探す数秒を、いつもの日本語の音で埋めてしまう
- 文の組み立てを考えている:主語と動詞を決めるまでの間が空く
- 沈黙が怖い:黙ると講師に悪いと感じ、とりあえず声を出してしまう
3つ目の「沈黙が怖い」は、英語力とは別の問題です。講師は学習者が考える時間を取ることに慣れています。数秒黙っても、レッスンが止まることはありません。
「えーと」自体が悪いわけではない理由
英語を母語とする人も、話しながら考える間に「uh」「um」と言います。言語学者のClarkとFox Treeが2002年に発表した論文では、話し手は「uh」を短い間、「um」を長めの間の合図として使い分けていると分析されています。
つまり、考える間に何かを言うのは、英語の会話でも普通のことです。日本語の「えーと」が気になるのは、英語の中に日本語の音が混ざると、相手が「いま日本語で考えているのか」と受け取るからです。直す対象は「間を埋めること」ではなく「日本語の音を使うこと」に絞ります。
置き換えに使う英語のつなぎ言葉
置き換える表現は、場面ごとに1つずつ、合計3〜4個あれば足ります。たくさん覚えると、どれを使うか迷う時間が新しい「えーと」になるためです。
考える時間がほしいとき
- Let me see.(ええと、そうですね)
- Let me think.(ちょっと考えさせてください)
- Well…(文の頭で、答える前の間をつなぐ)
「Let me think.」は、口に出した時点で「考えています」と相手に伝わります。黙って固まるより、講師も待ちやすくなります。
単語が出てこないとき
- What’s the word…?(何て言うんだっけ)
- How can I put it?(どう言えばいいかな)
単語が出てこない場面では、つなぎ言葉のあとに言い換えを続けます。「It’s a thing for…(〜するためのもの)」のように説明に切り替えると、会話が止まりません。
文の途中で言い直したいとき
- I mean…(つまり、言い直すと)
- Sorry, let me start again.(すみません、言い直します)
文の途中で崩れたときは、「えーと」でつなぐより、言い直すと宣言したほうが相手に伝わります。
使いすぎに注意したい表現
「um」「uh」「you know」「like」も英語のつなぎ言葉です。ただし、短い間隔で何度も入ると聞きづらくなる点は日本語の「えーと」と同じです。「えーと」を「um」に置き換えただけで回数が減っていない場合は、直ったとは言えません。
オンライン英会話 | 話す途中の間
間の埋め方4種類の違い
直す対象は「間」ではなく「日本語の音」です
| 相手への伝わり方 | 多すぎたとき | 練習の優先度 | |
|---|---|---|---|
| 日本語の「えーと」 置き換えの対象 | × 英語の中で日本語の音が目立つ | × 聞き取りの流れが切れる | △ 録音で数えて減らす |
| um / uh 英語のつなぎ音 | ○ 英語の会話では自然な音 | △ 回数が多いと聞きづらい | △ 置き換え先にするなら回数も見る |
| Let me see など 意味のある表現 | ○ 考えていると相手に伝わる | △ 毎文の頭に入ると単調になる | ○ 3〜4個に絞って使う |
| 無音の間 数秒黙る | ○ 講師は待つことに慣れている | △ 長く続くと相手が助け舟を出す | ○ 慣れれば一番すっきりする |
- ※英語を母語とする人も考える間に um や uh を使います(Clark & Fox Tree, 2002)
- ※どの方法が合うかは話す場面と相手によって変わります
オンライン英会話くらべ
録音で自分の「えーと」を数える練習法
自分の癖は、話している最中には気づけません。レッスンの録音を聞き返して回数を数えるのが、一番確実な確認方法です。
ただし、スマホの録音アプリでレッスンを勝手に録るのは、サービスによっては利用規約の禁止行為に当たります。詳しくはオンライン英会話は録音していい?規約と復習への活かし方で整理しました。録音するなら、公式の録音機能があるサービスを使います。
手順1:最初の5分だけ聞いて数える
25分を全部聞き返す必要はありません。自己紹介や近況報告をしている最初の5分だけを聞き、日本語の「えーと」「あのー」が何回出たかを紙に書きます。最初の5分は話題が毎回似ているため、回の違いを比べやすくなります。
手順2:置き換える表現を1つ決めて次のレッスンへ
数えたあとは、次のレッスンで使う表現を1つだけ決めます。たとえば「単語が出ないときはWhat’s the word…?」のように、場面と表現をセットにします。付箋に書いて画面の横に貼っておくと、話している途中でも目に入ります。
手順3:週に1回、同じ5分で比べる
毎回聞き返すのが重い場合は、週に1回で十分です。**同じ「最初の5分」を比べると、回数の増減がはっきり見えます。**回数が減らなくても、日本語の音が英語の表現に置き換わっていれば前進です。
講師に頼むときの英文
自分で数えるのが難しい場合は、レッスンの最初に講師へ頼む方法もあります。
- Could you tell me when I say “eto” in Japanese?(私が日本語の「えーと」と言ったら教えてもらえますか)
- Please wait a few seconds when I’m thinking.(考えているときは数秒待ってください)
2つ目の英文を最初に伝えておくと、講師が先回りして言葉を足すことが減ります。黙って考える練習をしたい人に向いています。
録音機能があるサービスで練習する
レッスンの自動録音を使うなら、ネイティブキャンプが候補になります。録音を聞き返す練習と、回数無制限のレッスンを組み合わせやすいためです。
ネイティブキャンプ(最終確認日:2026-10-02)
- 2022年10月の公式発表によると、全レッスンが自動で録音され、レッスン終了直後からレッスン履歴で再生できる
- 再生速度は0.5〜2倍の7段階から選べる(同じ公式発表より)
- 2024年10月の公式発表では、アプリで音声をダウンロードしてオフラインで再生できる機能が追加された
- 公式サイトの表示では、プレミアムプランは月額7,480円(税込)でレッスン回数は無制限
- 7日間の無料体験があり、無料期間中はいつでも解約できると公式サイトに記載。申し込みにはカード登録が必要
録音データの保存期間は、今回確認した公式情報には書かれていませんでした(未確認)。聞き返したい回があるときは、早めに確認しておくと安心です。
注意点もあります。予約なしですぐ受けられる反面、毎回講師が変わりやすく、同じ講師に癖の変化を見てもらう使い方には向きません。同じ講師に続けて見てもらいたい人は、オンライン英会話は同じ先生で固定すべき?いろんな先生と迷った時の答えも参考になります。
よくある質問
「えーと」を言わないよう意識すると、かえって話せなくなります
意識しすぎて言葉が出なくなるのは、よくある反応です。その場合は「言わない」目標をやめ、「Let me think.」を1回言えたら成功という目標に変えます。減らすより、置き換える回数を数えるほうが話す流れを止めません。
「um」なら何回言ってもいいですか
回数が多ければ聞きづらくなる点は、日本語の「えーと」と同じです。置き換えたあとは、「um」の回数も録音で数えます。
仕事の英語会議でも同じ練習が使えますか
使えます。会議では「Let me think.」より「That’s a good question. Let me think for a second.」のように、一言足すと丁寧に聞こえます。会議での発言そのものに悩んでいる人は、英語の会議で発言できない原因と対策|オンライン英会話での練習法をあわせて読むと、準備の順番が分かります。
この練習が向いている人
- 英語を話すたびに日本語の「えーと」「あのー」が混ざる人
- 単語が出てこないとき、黙って固まってしまう人
- 自分の英語を録音で客観的に確かめたい人
反対に、そもそも言いたい内容が浮かばない人は、つなぎ言葉より話すネタの準備が先です。オンライン英会話で話すことがない…ネタ切れを防ぐ仕組みから始めると進めやすくなります。
まとめ
- 日本語の「えーと」は消すより、英語のつなぎ言葉に置き換える
- 置き換える表現は場面ごとに1つ、合計3〜4個に絞る
- レッスンの最初の5分を録音で聞き、週1回回数を比べる
- 自分で録音するのは規約違反になるサービスもあるため、公式の録音機能を使う
※料金・無料体験条件は執筆時点のものです。最新は各公式でご確認ください。
あわせて読みたい
参考にした情報
- Herbert H. Clark & Jean E. Fox Tree “Using uh and um in spontaneous speaking”(Cognition 84巻、2002年)
- ネイティブキャンプ公式サイト(プレミアムプラン料金・無料体験、2026-10-02確認)、同社プレスリリース「レッスン録音機能をリリース」(2022年10月)、「レッスン音声のダウンロード&オフライン再生」(2024年10月)