オンライン英会話で習った単語が覚えられないときの残し方
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レッスンで「この言い方いいね」と教わった単語を、翌日にはもう思い出せない。オンライン英会話を続けている人の多くがぶつかる壁です。結論から書くと、忘れる原因は記憶力より「メモして終わり」の扱い方にあります。 習った単語は「思い出す練習」と「次のレッスンで自分から使う」の2つを通すと、会話で出てくる形で残りやすくなります。
この記事では、レッスン中の拾い方、当日の5分の整理、翌日以降の復習、次のレッスンでの使い方を順番にまとめます。後半では、復習の仕組みが会員特典として付いてくるDMM英会話の機能も、公式ページで確かめた範囲で紹介します。
習った単語を忘れる3つの原因
忘れる原因は、多くの場合「1回聞いて、見て、それで終わる」流れにあります。具体的には次の3つです。
- 拾う量が多すぎる:25分で出てきた単語を全部メモすると、復習の段階で手が回らなくなる
- 見返すだけで思い出していない:メモを眺めると「知っている気」になるが、何も見ずに言える状態とは別物
- 使う場面がない:次のレッスンで一度も口に出さないまま、新しい単語が上書きしていく
3つとも、本人の記憶力とは関係のない「扱い方」の問題です。逆に言えば、手順を変えれば今の学習時間のままでも改善の余地があります。ただし定着のスピードには個人差があり、何日で覚えられるとは言えません。
単語だけで覚える落とし穴
もう1つ見落としやすいのが、単語を単体で覚えている点です。たとえば「commute(通勤する)」を単語だけで覚えても、会話では「I commute by train.」の形で口から出す必要があります。単語帳の訳語だけを覚えると、レッスン中に組み立てる時間がかかり、結局知っている簡単な言い方に逃げてしまいます。
レッスン中に拾う単語は3つまで
レッスン中にメモする単語は、1回あたり3つまでに絞るのが現実的です。全部拾おうとすると会話が止まり、復習の段階でも量に負けます。
残す単語は、次の基準で選びます。
- 自分が言いたかったのに言えなかった単語(最優先)
- 講師に言い直された単語・表現
- 2回以上出てきた単語
教材に出てきただけの単語や、意味は分かるが自分では使わない単語は、今回は見送ってかまいません。言えなかった単語は「自分の生活で使う場面」がすでにあるため、復習の手間に対して残りやすい候補です。
メモは例文ごと
メモは「単語+訳」ではなく、講師が言った文をそのまま残します。チャットボックスに打ってもらうと、聞き取れなかった綴りの確認にもなります。頼むときは「Could you type that in the chat box?」の一言で通じます。チャットボックスの頼み方は「オンライン英会話のチャットボックスの使い方」で詳しく扱っています。
レッスン直後の5分でやる整理
レッスンが終わったら、記憶が新しいうちに5分だけ整理します。翌日に回すと、メモの文脈を思い出せなくなります。
やることは3つです。
- 拾った3つの単語を、自分の生活に置き換えた例文に書き直す
- 例文を声に出して2回読む
- 例文の日本語訳だけを別の行に書いておく(翌日の復習用)
3つのうち手間をかける価値が大きいのは、自分の例文に書き直す作業です。講師の例文が「My boss is very demanding.」なら、自分の状況に合わせて「My client is demanding about deadlines.」のように変えます。文法の正しさに自信がなければ、次のレッスン冒頭で講師に確認してもらえば十分です。
翌日は日本語から言う練習
翌日の復習では、英語のメモを見るのではなく、日本語訳だけを見て英語の例文を口に出します。言えなかったものにだけ印を付け、3日後にもう一度同じことをします。
見返すだけの復習と、何も見ずに思い出す復習は、同じ5分でも中身が違います。前者は「読めるか」の確認で、後者は「言えるか」の練習です。会話で必要なのは後者のほうです。
復習方法の比較
単語の残し方には、手書きノートから専用アプリまでいくつかの方法があります。どれが正解というより、手間と「思い出す練習になるか」の組み合わせで選びます。
オンライン英会話 | 習った単語の残し方
単語の復習方法の比べ方
手間と「言える状態」に近づくかで見比べます
| 手間 | 思い出す練習 | 会話で使う形 | |
|---|---|---|---|
| ノートに書いて見返す 単語+訳だけ | ○ 少ない | × 眺めるだけになりやすい | △ 例文がないと弱い |
| レッスンノート・チャットを見返す 講師の文が残る | ○ 自動で残る会社がある | △ 見返すだけだと読むだけ | ○ 講師の例文がそのまま残る |
| 単語アプリに自分で登録 出題形式で復習 | △ 登録の手間がかかる | ○ 出題されるので思い出す形になる | △ 単語単位になりやすい |
| 自分の例文+次のレッスンで使う この記事の手順 | △ 1回5分ほど | ○ 日本語から言う練習をする | ○ 実際の会話で使う |
- ※どの方法でも定着のスピードには個人差があります
- ※レッスンノートの有無や中身は会社によって異なります。DMM英会話の内容は2026-10-02に公式ページで確認
オンライン英会話くらべ
組み合わせとして手間が少ないのは「レッスンノートやチャットで講師の文を回収し、自分の例文に直してから、日本語から言う練習をする」流れです。アプリは、自分で出題形式を作るのが面倒な人の補助として向いています。
次のレッスンで1回使う練習
覚えた単語は、次のレッスンで1回、自分から使ってはじめて会話の道具になります。復習で言えるようになっても、相手の反応を見ながら口に出す場面は別の負荷がかかります。
使い方の型は単純です。
- レッスン冒頭に「Last time I learned the word “demanding”. Can I try using it today?」と伝える
- フリートークや教材の中で、その単語を使った文を1回言う
- 不自然なら講師に言い直してもらい、直された文をまたメモに残す
最初に宣言しておくと、講師が使える話題を振ってくれることがあります。自分で話題に入れ込めなかった場合も、レッスン終盤に「Can I make a sentence with this word?」と頼めば、使う機会は確保できます。
3回のレッスンで繰り返し使用
1回使えた単語も、3回ほど別のレッスンで使うと、言い換えなしで出てくる場面が増えます。講師が毎回違っても問題ありません。同じ表現ばかりに偏るのが心配な人は「同じ表現ばかり…使い回しから抜け出す方法」もあわせて読むと、新しい単語に切り替えるタイミングをつかめます。
復習の仕組みが付いているDMM英会話
自分で復習の仕組みを作るのが面倒な人は、レッスン後に単語が自動で残り、単語アプリまで会員特典で付いてくる会社を選ぶ方法もあります。DMM英会話の公式ページで確かめた内容は次のとおりです(最終確認日:2026-10-02)。
| 項目 | 公式ページで確認できた内容 |
|---|---|
| レッスンノート | レッスン終了後に、講師からのメッセージとセンテンス・単語を確認でき、自分の感想や学習メモも入力できる |
| レッスンの録音 | 録音は自動で始まり、レッスンノートから再生できる。有料プラン登録中は利用でき、無料会員・休会中は最後のレッスンから1週間後まで |
| iKnow! | 有料会員は月額料金が0円(通常1ヵ月プラン1,480円)。レッスンで分からなかった単語をカスタムコースに登録して復習できる |
| 料金 | スタンダードプラン(毎日1レッスン25分)月6,980円 |
| 無料体験 | 7日間レッスン受け放題 |
この記事の手順に当てはめると、レッスンノートで講師の文を回収し、言えなかった単語をiKnow!のカスタムコースに登録すれば、出題形式の復習まで1つのサービス内で回せます。iKnow!の公式ページは、忘却曲線をもとに復習のタイミングを提示する仕組みだと説明しています。
注意点もあります。iKnow!が無料になるのは有料会員で、無料体験中に使えるかは公式ページに明記がなく未確認です。 学習の進み具合を数値で見られる「Memory Bank」は、公式ページで「現在PC版のみ対応」とされています。料金を抑えたい人や、日本人講師に日本語で単語の使い分けを聞きたい人には、別の会社のほうが合う場合もあります。
無料体験の7日間は、レッスンノートにどんな単語が残るか、自分の復習の流れに合うかを確かめる期間として使えます。単語が残る仕組みを先に試したい人は、次のリンクから始められます。
よくある質問
単語帳アプリだけで覚えれば十分?
単語帳アプリは「意味が分かる」までは効率よく進められます。ただ、会話で使うには例文ごと口に出す練習が別に必要です。アプリは復習の補助にして、使う練習はレッスンでやる、という分担が現実的です。
1日に何個覚えればいい?
この記事では、1回のレッスンで3つまでを目安にしています。毎日受ける人なら週15〜21個になり、復習の手間を考えると十分な量です。量を増やすより、前に拾った単語を次のレッスンで使えたかを確認するほうが優先です。
講師の言った単語が聞き取れずメモできない
その場で「Could you spell it?」か「Could you type that in the chat box?」と頼みます。聞き返しは失礼にあたらず、講師も慣れています。録音が残る会社なら、レッスン後に聞き直す方法もあります。録音の規約や使い方は「オンライン英会話は録音していい?」にまとめています。
忘れた単語をまた調べるのは無駄?
無駄ではありません。忘れた単語をもう一度思い出そうとした回数は、復習の回数にそのまま入ります。同じ単語を何度か調べた場合は、その単語に印を付けて、次のレッスンで使う候補に優先して入れます。
こんな人に向く方法
この記事の手順が合うのは、次のような人です。
- レッスンは続いているのに、使える単語が増えた実感がない
- 単語帳で覚えたはずの単語が会話で出てこない
- 復習に毎日30分も取れない社会人
逆に、TOEICなどの試験対策で短期間に大量の語彙が必要な人は、この記事の「1回3つ」では量が足りません。試験用の単語帳を軸にして、レッスンは使う練習に回す分担を検討してください。
まとめ
- 習った単語を忘れる原因は、記憶力より「メモして終わり」の扱い方にある
- レッスン中に拾う単語は、言えなかったものを優先して3つまで
- 当日5分で自分の例文に直し、翌日は日本語から英語を言う
- 次のレッスンで1回使い、別のレッスンでも繰り返し使う
- 復習の仕組みを会社に任せたい人は、レッスンノートと単語アプリが付いた会社を無料体験で試す
単語の定着には個人差があり、上の手順で必ず覚えられるとは限りません。それでも、拾う量を絞って「思い出す」「使う」の2つを通す手順は、今の学習時間のままで始められます。
※料金・無料体験条件は執筆時点のものです。最新は各公式でご確認ください。
あわせて読みたい
参考にした情報
- DMM英会話「iKnow! について」(eikaiwa.dmm.com/iknow/)
- DMM英会話「料金プラン」(eikaiwa.dmm.com/plan/)・「DMM英会話の強み」(eikaiwa.dmm.com/guide/advantage/)
- DMM英会話公式ブログ「復習や振り返りに活用できる!Eikaiwa Liveに『録音機能』が登場!」