オンライン英会話

リテリングをオンライン英会話で練習する方法と頼み方

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教材の英文は読めるのに、内容を聞かれると言葉が出てこない。この差を埋める練習が「リテリング」です。結論から書くと、リテリングは一人でも始められますが、オンライン英会話で講師に聞いてもらうと「言えなかった部分」がその場で分かり、直してもらえます。 準備はキーワードを5つ書き出すだけで足ります。

この記事では、リテリングの基本の手順、レッスンでの頼み方の英文、うまく話せないときのレベルの下げ方を順番にまとめます。後半では、毎日更新されるニュース教材を使った練習の組み立ても紹介します。

リテリングとは何をする練習か

リテリングは、読んだり聞いたりした英語の内容を、原文をなぞらずに自分の言葉で話し直す練習です。英語コーチングのトライズが公開している解説でも、同じ定義で紹介されています。

暗記した文をそのまま言う練習とは、頭の使い方が違います。リテリングでは次の3つを同時にこなします。

  • 内容の要点をつかむ(理解)
  • 覚えた単語や言い回しを選ぶ(語彙)
  • 順番を決めて文に組み立てる(発話)

会話で詰まる人の多くは、3つ目の「組み立て」で止まっています。英文を読んで分かる力はあるのに、話す練習の量が足りていない状態です。リテリングは、手元に話す材料がある状態で組み立てだけを練習できるため、フリートークより負荷を下げて始められます。

音読・シャドーイングとの違い

音読とシャドーイングは「原文どおりに声に出す」練習で、発音やリズムを整えるのに向いています。一方のリテリングは原文を手放すので、文法の間違いも語彙の不足もそのまま表に出ます。間違いが出るぶん、講師に直してもらう価値が高い練習です。

英会話の練習法 | 話す力との関係

音読・シャドーイング・リテリング・フリートークの違い

どれが上というより、練習の役割が違います

自分で文を組み立てる一人でできる話す材料がある
音読 原文を声に出す × 原文どおり ○ できる ○ 原文がある
シャドーイング 音声を追って話す × 原文どおり ○ できる ○ 音声がある
リテリング 自分の言葉で話し直す ○ 自分の言葉で △ 添削は講師がいると早い ○ 元の英文がある
フリートーク 話題を自分で出す ○ 自分の言葉で × 相手が必要 △ 自分で用意する
  • ※どの練習が合うかは、今のレベルと目的で変わります

オンライン英会話くらべ

リテリングの基本の4ステップ

リテリングは「聞く・読む→キーワードを拾う→表現を確かめる→話し直す」の4段階で進めます。トライズの解説でも、ほぼ同じ流れが紹介されています。

ステップ1:英文を読む・聞く

最初は全部を理解しようとせず、話の流れをつかむことを優先します。素材の長さは、この記事では初中級の社会人なら150〜250語程度を目安にしています。長い記事は段落を1つか2つに区切ります。

ステップ2:キーワードを5つ書き出す

内容を思い出す手がかりになる単語を、5つ前後書き出します。メモは英語でも日本語でも構いません。文を書くのではなく単語だけにするのがコツで、文を書くと読み上げになってしまいます。

ステップ3:使いたい表現を音読で確かめる

キーワードの周りにある言い回しを2〜3個選び、口に出して確かめます。自分の言葉で話すといっても、元の文から使える表現は借りて構いません。借りた表現を自分の文の中で使えた経験が、語彙として残ります。

ステップ4:キーワードだけを見て話す

英文を閉じて、キーワードのメモだけを見て内容を話します。文法の正確さより、話の順番と要点が伝わることを優先します。 1回目は30秒〜1分で十分です。言えなかった箇所に印をつけ、もう一度英文を見て確かめてから、2回目を話します。

オンライン英会話でリテリングを頼む方法

レッスンでリテリングをするときは、最初の1分で「何をしたいか」を講師に伝えるのが一番の近道です。講師は教材を順に進めるつもりで待っているので、何も言わなければ通常の流れになります。

予約時のリクエスト欄に書く文

予約画面にリクエスト欄がある会社なら、事前に書いておくと当日の説明が短く済みます。

  • I’d like to practice retelling. I will summarize the article in my own words.(リテリングの練習がしたいです。記事を自分の言葉でまとめて話します)
  • After my summary, please correct my grammar and suggest better expressions.(まとめを話したあと、文法を直して、より良い言い方を教えてください)
  • Please ask me one or two questions about the article after I finish.(話し終わったら、記事について質問を1〜2個してください)

リクエストの書き方のコツは「オンライン英会話のリクエストが講師に伝わらない時の対処法」にもまとめています。

レッスン冒頭で伝える一言

リクエスト欄がない会社や、書いたけれど伝わっていない場合は、挨拶のあとに口頭で伝えます。

  • Today, I’d like to retell this article first. Could you listen and give me feedback?(今日は最初にこの記事のリテリングをしたいです。聞いてフィードバックをもらえますか)
  • Could you type the corrections in the chat box?(直した文をチャットに書いてもらえますか)

直した文をチャットに残してもらうと、レッスン後の復習の材料がそのまま手元に残ります。 口頭だけの訂正は、その場で分かっても翌日には忘れやすいためです。

25分レッスンの時間配分の例

25分のレッスンなら、次の配分が組み立てやすい目安です。

時間やること
0〜3分挨拶と、リテリングをしたいと伝える
3〜8分1回目のリテリング(1分)と講師の訂正
8〜13分訂正を反映した2回目のリテリング
13〜20分記事について講師から質問・自分の意見を話す
20〜25分言えなかった表現をチャットで確認

2回目を話す時間を必ず残すのがポイントです。1回目で直された表現を、2回目で自分の口から言い直したときに定着しやすくなります。

うまく話せない時のレベルの下げ方

キーワードを見ても話が続かない場合は、素材のレベルか手順のどちらかを下げます。無理に同じやり方を続けると、毎回同じ所で止まって練習の時間が減ります。

下げ方は、次の順番で試すと調整しやすくなります。

  1. 素材を短くする(記事全体→1段落だけ)
  2. キーワードを増やす(5つ→8つ)
  3. 日本語で一度、内容を声に出して整理してから英語にする
  4. 講師に質問形式で引き出してもらう(What happened first? のように聞いてもらう)

4つ目の頼み方は「Could you ask me questions to help me retell the story?」で伝わります。質問に答えていくと、結果的に話の流れを英語で一周できます。慣れてきたら質問を減らしてもらい、自分だけで話す時間を延ばします。

逆に簡単すぎると感じたら、キーワードを3つに減らす、素材を音声だけにする、話す時間を2分に延ばす、の順で負荷を上げます。

ニュース教材を使ったリテリングの組み立て

リテリングの素材探しに時間がかかる人は、オンライン英会話のニュース教材を使うと準備の手間が減ります。会社の教材なので、講師も内容を把握した状態でレッスンに入れるのが利点です。

例としてDMM英会話の「デイリーニュース」は、公式ブログの解説によると次のような作りになっています(最終確認日:2026-10-05)。

  • 記事は毎日更新される
  • レベル5〜6(中級)、7〜8(上級)、9〜10(熟練)の3段階に分かれている
  • 構成は Vocabulary → Article → Questions → Discussion → Further Discussion の5つのExercise
  • 公式ブログでは、初級・中級の人は30分程度の予習が推奨されている

公式ブログの活用法の中でも、本文の内容をまとめて話すショートスピーチが紹介されています。手順に当てはめると、Vocabularyでステップ3の表現を確かめ、Articleを読んでキーワードを書き、Questionsの前に自分のまとめを話す流れになります。DiscussionとFurther Discussionは、リテリングのあとに意見を話す時間としてそのまま使えます。

ニュース教材が難しすぎると感じる人は、記事のレベルを下げるのが先です。教材の選び方は「オンライン英会話のニュース教材が難しい人の使い方と選び方」で詳しく比べています。

DMM英会話の料金と無料体験

DMM英会話の公式の料金プランページで確かめた内容は次のとおりです(最終確認日:2026-10-05)。

項目内容
料金スタンダードプラン(毎日1レッスン)月6,980円(税込)
初月の特典初月75%OFFで1,745円(同じプランを2度自動更新することが適用条件)
無料体験7日間レッスン受け放題
無料体験の対象初めて有料プランに入会する人、または休会中の人

注意点もあります。有料プランは自動更新のため、続けないと決めた場合は期限内の手続きが必要です。 特典の適用条件も細かく決まっているので、申し込み前に公式ページの記載を確かめてください。ニュース教材は中級以上のレベル帯から始まるため、英語を始めたばかりの人には予習の負担が重く感じられる場合があります。

7日間の無料体験は、デイリーニュースでリテリングを1〜2回試し、予習30分が自分の生活に収まるかを確かめる期間として使えます。毎日更新される素材でリテリングを続けたい人は、次のリンクから始められます。

よくある質問

リテリングは初心者でもできる?

できます。素材を中学英語レベルの短い文章にし、キーワードを多めに書けば始められます。最初は英文を見ながら話しても構いません。慣れたら英文を閉じる、という順で負荷を上げます。

一人でやるのと、レッスンでやるのはどう違う?

一人でも話す練習にはなりますが、間違いに自分で気づけない点が弱みです。講師がいると、言えなかった表現の正解と、文法の誤りをその場で直してもらえます。一人で練習した記事をレッスンで話す、という分担にすると両方の良さを使えます。一人での練習方法は「オンライン英会話の効果を上げるレッスン外アウトプット術」も参考になります。

素材はニュース以外でもいい?

構いません。仕事で読む英文メールや、興味のある分野の短い記事でも練習できます。ただし講師に内容を知ってもらう必要があるため、レッスンでは画面共有やチャットで本文を送る手間がかかります。会社の教材を使うと、その手間が省けます。

どのくらい続ければ効果が出る?

効果が出るまでの期間には個人差があり、一律の目安は示せません。続けたかどうかを測るなら、同じレベルの記事を1分で話せるようになったか、キーワードの数を減らせたか、を自分で記録すると変化が見えやすくなります。

こんな人に向く練習

リテリングの練習が合うのは、次のような人です。

  • 英文を読めば分かるのに、会話になると言葉が出てこない
  • フリートークでは話すことが思いつかず、沈黙が続く
  • 会議や報告で、読んだ資料の内容を英語で説明する機会がある

一方で、英語を始めたばかりで単語の数がまだ少ない人は、リテリングの前に基本の単語や短い例文の音読を優先したほうが進めやすい場合があります。

まとめ

  • リテリングは、読んだ・聞いた英語を自分の言葉で話し直す練習
  • 準備は、英文を読んでキーワードを5つ書き出し、使いたい表現を音読で確かめるだけ
  • レッスンでは最初に「リテリングをしたい」と伝え、訂正はチャットに残してもらう
  • 1回目で直された表現を、2回目で言い直す時間を残す
  • 素材探しの手間を減らしたい人は、毎日更新のニュース教材がある会社を無料体験で試す

話せるようになるまでの道のりには個人差があり、リテリングだけで必ず話せるとは限りません。それでも、手元の英文を材料に組み立ての練習を重ねる方法は、今使っている教材のままで始められます。

※料金・無料体験条件は執筆時点のものです。最新は各公式でご確認ください。

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参考にした情報

  • トライズ「英語のリテリングとは?効果とやり方について解説」(最終確認日:2026-10-05)
  • DMM英会話 公式ブログ「効果倍増! DMM英会話『デイリーニュース』の活用法」(最終確認日:2026-10-05)
  • DMM英会話 公式「料金プラン」ページ(最終確認日:2026-10-05)