オンライン英会話の講師と連絡先交換はNG?聞かれた時の断り方
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仲よくなった講師に「インスタ教えて」と言われて、迷っていませんか。結論から書くと、大手のオンライン英会話は講師との連絡先交換を規約で禁止しています。 生徒から聞いた場合だけでなく、講師から聞かれて応じた場合も「個人的な接触」にあたります。
違反するとアカウント停止になる会社があり、支払った料金が戻らないと明記した会社もあります。この記事では3社の規約の条文を確かめた結果をもとに、角を立てない断り方と運営への伝え方をまとめます。
連絡先交換を禁止する3社の規約
DMM英会話・レアジョブ英会話・ネイティブキャンプの3社は、利用規約で講師との個人的な接触をはっきり禁止しています。対象は「オンライン、オフラインを問わず」と書かれており、SNS・LINE・メール・実際に会うことのすべてが含まれます。
| サービス | 禁止の条文 | 違反した時の扱い |
|---|---|---|
| DMM英会話 | 利用規約 第13条(禁止行為) | 第14条で利用の停止・登録取消。支払済み料金は返金しないと明記 |
| レアジョブ英会話 | 利用規約 第4条第1項第12号 | 第5条で休会・アカウント削除などの処分 |
| ネイティブキャンプ | 利用規約 第4条第1項 | 第5条で利用の停止・登録取消。支払済み料金は返金しないと明記 |
条文の書き方はほぼ共通です。DMM英会話の第13条は、メールのやりとりを含めて「講師と個人的に接触しようとする行為」を禁止しています。「接触しようとする」なので、実際にやりとりが始まる前の「聞く」段階で違反になりうると読めます。
ネイティブキャンプは、金銭や物品のやりとり(贈与・貸し借りを含む)も同じ条で禁止しています。誕生日にプレゼントを送りたい、という場合も規約の対象です。同社の「やってはいけないこと」ページでは、講師と個人的に連絡を取ることは「個人情報の流出につながります」と理由も説明されています。
講師から誘われた場合も対象
講師側から連絡先を聞かれた場合でも、生徒が応じれば規約上は生徒側の行為にもなります。3社とも、禁止の主語は利用者(生徒)本人です。「先生から言われたから」は免責の理由として規約には書かれていません。
講師の側も、所属先との契約で同じような禁止を受けているのが一般的です(各社の講師向け契約は非公開のため未確認)。応じると、講師が処分を受けるきっかけにもなりえます。
会社が禁止する理由
禁止の理由は、主に3つあります。
- トラブルに運営が介入できない:レッスンの外で起きた金銭・恋愛のもめごとは、運営が記録を持たず対応できません
- 個人情報が外に出る:ネイティブキャンプは禁止理由として個人情報の流出を挙げています
- 講師の引き抜き防止:3社とも「講師を競合サービスでの勤務に誘う行為」を別の号で禁止しています
3つ目は会社側の事情ですが、残り2つは生徒を守るためのルールです。レッスン中なら録画やレッスンレポートが運営に残ります。外のSNSに移ると、その記録がなくなります。
「レッスン外の個人レッスン」の誘いは要注意
連絡先を交換したあとに起きやすいのが、「会社を通さずに安く教えるよ」という誘いです。レアジョブ英会話は、講師への勧誘行為(宗教・マルチ商法など)も第4条で禁止しています。会社を通さない個人取引は、支払いトラブルが起きても運営は守ってくれません。
3つの対応の比べ方
連絡先を聞かれたときの対応は、大きく3つに分かれます。規約・アカウント・講師との関係の3点で比べると、選ぶべき対応ははっきりします。
オンライン英会話 | 講師に連絡先を聞かれた時
3つの対応の比べ方
規約は3社とも個人的な接触を禁止しています
| 規約上 | 自分のアカウント | 講師との関係 | |
|---|---|---|---|
| 教える SNS・LINEなど | × 禁止行為にあたる | × 停止・削除の対象 | △ 講師も処分の対象になりうる |
| あいまいにかわす 次回また聞かれやすい | ○ 交換しなければ違反なし | ○ 影響なし | △ 同じ話題がくり返されやすい |
| はっきり断る 必要なら運営にも伝える | ○ 違反なし | ○ 影響なし | △ 一時的に気まずくなる場合も |
- ※規約の内容は2026-10-01時点で3社(DMM英会話・レアジョブ英会話・ネイティブキャンプ)の利用規約を確認したもの
- ※処分の内容は各社の判断によります
オンライン英会話くらべ
あいまいにかわすと、講師が「断られていない」と受け取り、次のレッスンでまた聞かれることがあります。気まずさを残さないためにも、理由をつけて1回で断るのがいちばん楽です。
角を立てない英語の断り方
断るときは「規約で禁止されている」と会社のルールを理由にします。自分の気持ちではなくルールを理由にすると、講師との関係が崩れにくくなります。
そのまま使える断りフレーズ
- I’m sorry, but the school rules don’t allow us to exchange contact information.(すみません、規約で連絡先の交換はできないんです)
- I’d like to keep our conversations in the lessons.(話すのはレッスンの中だけにしたいです)
- I really enjoy your lessons, so I’ll keep booking you here.(あなたのレッスンは楽しいので、ここで予約し続けますね)
1つ目でルールを示し、3つ目で関係を続けたい気持ちを伝える組み合わせが使いやすい形です。講師がそれでも何度も聞いてくる場合は、次の節の「運営に伝える」に進みます。
チャットボックスで書いて伝える方法
とっさに英語が出ない場合は、レッスン画面のチャット欄に1つ目の文を貼りつけて送れば足ります。文字で残るので、あとで運営に相談するときの記録にもなります。チャット欄の使い方は「オンライン英会話のチャットボックスの使い方」で詳しく扱っています。
何度も聞かれる時は運営へ
断ったあとも連絡先を求められる場合は、運営のサポート窓口に伝えます。3社とも公式サイトのヘルプページから問い合わせができます。
伝えるときにそろえておくと話が早い情報は次のとおりです。
- レッスンの日時
- 講師の名前(講師ページのURLがあればなおよい)
- 言われた内容(チャットに残っていればその文面)
- 自分がどう答えたか
伝えたことは講師に知らされないか、不安になる人もいます。処分や講師への伝え方は各社の判断で、外からは分かりません(未確認)。気になる場合は、問い合わせの文中で「講師に自分の名前が伝わらない形で対応してほしい」と書き添えると、運営側も配慮しやすくなります。
講師を変える・ブロックする
運営に伝えるほどではないけれど同じ講師を予約しにくい、という場合は、別の講師に切り替えます。講師を選び直す考え方は「講師との相性で決まる|合わない時の変え方」にまとめています。レッスン後の講師評価で低評価をつけるか迷う人は「講師評価は講師にバレる?」も参考になります。
自分の個人情報を守る設定
連絡先を聞かれる場面そのものを減らすには、最初から出す情報をしぼっておくのが近道です。
- ニックネームで登録する:本名を出さなくてよい会社が多く、講師から名前でSNSを検索されにくくなります
- 背景に住所や社名が映らないようにする:カメラの後ろの郵便物・社員証に気をつけます
- 自己紹介で勤務先の固有名詞を言わない:業界や職種までにとどめても、会話の練習には困りません
名前と個人情報の扱いは「オンライン英会話は本名じゃなくていい?」で会社ごとに整理しています。
規約がはっきりした会社で始める
これから始める人は、規約と問い合わせ窓口が公式サイトで確認できる大手から選ぶと、困ったときの相談先に迷いません。DMM英会話は、利用規約第13条で講師との個人的な接触を禁止し、第14条で違反時の扱いまで定めています。
同社の公式サイトによると、無料体験は7日間レッスン受け放題です。期間内にキャンセルすれば費用はかからないと案内されています(最終確認日:2026-10-01)。期間を過ぎると有料プランに移るため、続けない場合は期間内の手続きを忘れないようにします。
よくある質問
レッスンが終わって退会したあとなら交換していい?
退会後も安全とは言い切れません。ネイティブキャンプの規約第5条第4項には、退会後も法的責任を負う旨が書かれています。講師側は所属先との契約が続いている場合があり、講師が処分されるきっかけにもなりえます。
講師の公開されたSNSをフォローするのは違反?
規約の文言は「個人的に接触しようとする行為」です。フォローやメッセージ送信が接触にあたるかは、各社の判断によります(未確認)。迷う場合は、運営に問い合わせて確認してから行動するのが確実です。
レッスン中に講師の住んでいる地域を聞くのはOK?
雑談として出身地や国を聞くことは、多くの会話教材でも扱う話題です。ただしレアジョブ英会話・ネイティブキャンプは、講師の雇用条件や勤務場所など会社が開示していない情報を詮索する行為を禁止しています。具体的な勤務地や住所まで踏み込まないようにします。
講師にお礼のプレゼントを送りたい
ネイティブキャンプは、講師との金品のやりとり(贈与を含む)を規約で禁止しています。お礼を伝えたい場合は、レッスン後の評価コメントや、レッスン中に言葉で伝える方法が使えます。
まとめ
- 3社とも、講師との個人的な接触(SNS・LINE・メール・会うこと)を規約で禁止している
- 講師から聞かれた場合も、応じれば生徒側の違反になる
- DMM英会話とネイティブキャンプは、違反時に支払済み料金を返金しないと明記している
- 断るときは「規約で禁止されている」とルールを理由にする
- 何度も聞かれる場合は、日時・講師名・内容をそろえて運営に伝える
連絡先を交換しなくても、お気に入りの講師のレッスンを続けることはできます。レッスンの中だけで関係を続けるのが、自分と講師の両方を守る方法です。
※料金・無料体験条件は執筆時点のものです。最新は各公式でご確認ください。
あわせて読みたい
参考にした情報
- DMM英会話「利用規約」第13条・第14条(eikaiwa.dmm.com/terms/)
- レアジョブ英会話「利用規約」第4条・第5条(rarejob.com/rule/)
- ネイティブキャンプ「利用規約」第4条・第5条/「ネイティブキャンプでやってはいけないこと」(nativecamp.net/tos)