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Versant対策にオンライン英会話を使う方法|パート別の頼み方

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会社の昇進要件や研修でVersant(ヴァーサント)の点数を求められ、何から練習するか迷っている社会人向けの記事です。

結論から書くと、オンライン英会話で練習しやすいのは「リテリング」「意見を言う」「会話や話を聞いて答える」の3種類です。一方で「復唱」は短い音源を何十回もくり返す練習なので、一人で音源を使うほうが回数を稼げます。講師にはパートの形式を英語で渡して、本番と同じ出し方を再現してもらうのが基本の使い方です。

Versantの点数の伸び方には個人差があり、オンライン英会話を使えば点数が上がると約束できるものではありません。この記事では、公式サイトで確認できた試験の形式をもとに、練習の割り振り方を整理します。

Versantの今の形式は6パート40問

2026年9月30日時点の公式サイトでは、個人が受けるスピーキングのテストは「Versant by Pearson English Speaking and Listening Test」です。テスト時間は約20分、出題は40問です。

最終確認日:2026-09-30(Versant公式サイト versant.jp のテスト内容ページ)

パート公式の名称問題数内容(公式の説明を要約)
A質問(Give a short answer to the question)8問短い質問に短く答える
B復唱(Repeat the sentence)16問流れた文をそのままくり返す
C会話に関する質問6問短い会話を聞いて質問に答える
D文章に関する質問6問短い話を聞いて関連する質問に答える
Eストーリーリテリング(Retell a passage)2問話を聞き、30秒間で自分の言葉に言い換えて話す
F自由回答(Give your opinion)2問簡単な質問に自由に答える

採点は総合点とサブスコアのすべてが10〜90点のGSEスコアです。公式サイトによると、総合点はスピーキング力50%とリスニング力50%で計算されます。スピーキング力の「話し方」は、流暢さ・発音・話の分かりやすさをまとめて採点します。

個人受験の受験料は6,600円です(公式サイトの表示・2026-09-30確認)。公式アプリには実際のテストの短縮版を試せるサンプルテストがあり、採点はされません。

まだ出回る旧形式の教材

Versantは以前「Versant Speaking Test」という名前で、音読や文の組み立て(Sentence Builds)のパートがありました。プログリット社の解説記事によると、2024年1月に今の「Speaking and Listening Test」へ切り替わっています。

ネット上の対策記事や古い問題集には、旧形式のパート構成のまま書かれたものが残っています。講師に形式を伝える前に、手元の資料が「音読」「文の組み立て」を含む旧形式でないかを確認してください。会社から受験を指示された場合は、どのテストを受けるのかを人事や研修担当に確認すると確実です。

パート別の講師向き・一人向きの分け方

講師と練習する価値が高いのは、答えが1つに決まらず、話した内容に反応がほしいパートです。反対に、正解が決まっていて回数が大事なパートは、一人練習のほうが時間あたりの練習量が多くなります。

Versant対策 | 練習の割り振り

パート別・講師レッスンと一人練習の向き不向き

回数が大事か、反応が大事かで分けています

講師レッスン一人練習(音源・アプリ)
A 短い応答 8問 △ 即答の練習はできる ○ 問題数をこなしやすい
B 復唱 16問 △ 読み上げを頼めるが回数が少ない ○ 同じ音源をくり返せる
C・D 聞いて答える 各6問 ○ 講師が即興で出題できる △ 問題の素材集めが手間
E リテリング 2問 ○ 抜けた情報を指摘してもらえる △ 録音して自分で聞き直す
F 意見 2問 ○ 追加の質問で深掘りできる △ 内容の良し悪しが分かりにくい
  • ※一人練習向きのパートも、講師に頼めば練習自体はできます
  • ※Versantの採点方法の詳細は公式サイトで確認してください

オンライン英会話くらべ

講師と練習したいのはE・F・C・D

リテリング(E)は、聞いた話の要点を30秒で言い直す形式です。自分では言えたつもりでも、登場人物や結末が抜けていることがあります。講師は元の話を知っているので、抜けた情報をその場で指摘してもらえます。

意見(F)は答えが1つではありません。講師に「Why?」「Can you give an example?」と追加で聞いてもらうと、理由と具体例を足す練習になります。意見の組み立て方はオンライン英会話で意見が言えない原因と、理由が続く組み立て方でも型を紹介しています。

会話や話を聞いて答える問題(C・D)は、講師がその場で短い話を作れるため、素材を自分で用意する必要がありません。

一人で回数を稼ぐのはA・B

復唱(B)は16問と最も問題数が多いパートです。短い英文を聞いてそのまま言い返す練習は、音源を止めながら1日に何十回もくり返せる一人練習が向いています。リピーティングやシャドーイングのやり方はオンライン英会話で聞き取れない|大人のリスニング改善のやり方にまとめました。

短い応答(A)は、短い質問に短く答える形式です。レッスンの冒頭5分に講師に10問ほど出してもらうか、単語帳アプリの音声で即答の練習をする方法があります。

講師に渡すリクエスト文の例

講師に「Versant対策をしたい」とだけ伝えても、講師がVersantの形式を知っているとは限りません。形式を英語で具体的に書いて渡すと、初めての講師でも同じ練習を再現できます。

レッスン前のリクエスト欄やチャットに、次の英文を貼ってください。

リテリング(E)を頼む例

I’m preparing for the Versant English test. Could you read a short story of about 4 or 5 sentences at a natural speed? After that, I will retell the story in my own words in 30 seconds. Please tell me which important points I missed.

意見(F)を頼む例

Please ask me a simple opinion question, like “Do you prefer working from home or at the office?” I will answer for about 40 seconds. Then, please ask me one follow-up question.

聞いて答える問題(C・D)を頼む例

Could you read a short conversation between two people, and then ask me one question about it? I’d like to answer right away without reading the script.

復唱(B)を頼む例

Please say one sentence, and I will repeat it exactly. Please make the sentences gradually longer.

リクエストの書き方が伝わらないときの直し方はオンライン英会話のリクエストが講師に伝わらない時の対処法で詳しく扱っています。

25分レッスンの組み立て例

25分のレッスン1回で全パートを回そうとすると、1パートあたりの練習が浅くなります。1回のレッスンでは2〜3パートに絞る組み立てを基本にしてください。

時間やることねらい
0〜3分あいさつと今日の練習内容の確認リクエスト文を講師と一緒に見る
3〜8分短い応答(A)を10問ほど英語を口から出す準備
8〜18分リテリング(E)を3〜4本抜けた情報の指摘をもらう
18〜24分意見(F)を2問+追加の質問理由と例を足す練習
24〜25分講師から改善点を1つもらう次回の課題を決める

次のレッスンではEの代わりにC・Dを入れるなど、2回で全パートが一巡するように回すと偏りが出ません。

練習前に受けたい公式サンプルテスト

練習を始める前に、公式アプリのサンプルテスト(短縮版・採点なし)で出題の速さと答える時間を体験しておくと、講師に頼む内容が具体的になります。有料の本番テスト(6,600円)は、何度か練習してから受けるほうが受験料を無駄にしにくくなります。

Versant対策に使うオンライン英会話の選び方

Versant専用の対策コースを持つスクールもありますが、今回の記事の使い方なら一般的なオンライン英会話のフリートークやリクエスト機能で練習できます。選ぶときは次の3点を確認してください。

  • 講師にリクエストを自由に書けるか:形式を指定できないと、リテリングや意見の練習を再現できません
  • 毎日受けられるプランがあるか:本番の日が決まっている場合、短い期間に回数を集めやすいプランが合います
  • 講師の英語のなまりが幅広いか:公式サイトによると、今のVersantは出題音声に英語のアクセントの違いが加えられています

DMM英会話で練習する場合

DMM英会話は、公式サイトで世界130カ国の講師と15,000点以上の教材を案内しています(最終確認日:2026-09-30)。国籍の違う講師と話すことで、いろいろななまりの英語に慣れる練習ができます。

DMM英会話の教材には「スピーキングテスト」という項目があり、レベル2〜8の会話力を判定するテストが用意されています。ただし、このテストはDMM英会話のレベル判定用で、Versantと同じ形式ではありません。Versantの練習には、この記事のリクエスト文を使ってフリートークの枠で頼む方法が合います。

公式サイトで確認できた料金と無料体験の条件は次のとおりです(最終確認日:2026-09-30)。

  • 無料体験:7日間レッスン受け放題(申込み時にプラン選択とカード情報の入力が必要)
  • 体験後:継続しない場合は、期間内に休会手続きをすれば費用はかからないと案内されています
  • スタンダードプラン毎日1回:2ヶ月目以降6,980円/月(初月特典価格1,745円)
  • スタンダードプラン毎月8回:2ヶ月目以降4,880円/月(初月特典価格1,220円)

7日間の無料体験のうちに、リテリングと意見の練習を講師3〜4人に頼んでみると、どの講師が形式を正確に再現してくれるかが分かります。体験を課金なしで終える手順はDMM英会話の無料体験でやること|課金前の解約手順にまとめています。

Versantの本番日が決まっていて、講師相手に形式を再現する練習を毎日入れたい人はこちら。

Versant対策で気をつけたいこと

Versantの点数は、オンライン英会話を何回受けたかでは決まりません。講師と楽しく話せていても、復唱(B)の練習量が足りなければ、その部分は伸びにくいままです。講師レッスンと一人練習の両方を予定に入れてください。

  • 会社の指示で受ける場合は申込み方法を先に確認する:Versantには法人向けの申込みもあります。個人で6,600円を払う前に、会社の担当者に受け方を確認してください
  • 講師の読むスピードを本番に合わせる:講師がゆっくり読みすぎると練習になりません。リクエスト文に「at a natural speed」と書いておくと伝わりやすくなります
  • 録音して聞き直す:リテリングは、自分の答えを録音して聞き直すと抜けに気づけます。レッスンを録音してよいかは会社ごとに規約が違うため、オンライン英会話は録音していい?規約と復習への活かし方を先に読んでおくと安心です

よくある質問

Q. オンライン英会話の講師はVersantを知っていますか? A. 講師によって違います。Versantを知らない講師でも、この記事のようにパートの形式を英語で書いて渡せば、同じ練習を再現してもらえます。

Q. 本番まで1ヶ月しかない場合、どう配分すればいいですか? A. 毎日の一人練習で復唱(B)と短い応答(A)を回し、講師レッスンはリテリング(E)と意見(F)に絞る配分が考えやすい形です。最初にサンプルテストを受けて、苦手なパートを先に知っておくと配分を決めやすくなります。

Q. 復唱(B)で長い文が覚えきれません。 A. 一度に全部を覚えようとせず、意味のまとまりごとに区切って言い返す練習から始めてください。短い文で言い返せるようになってから、文の長さを少しずつ伸ばします。

Q. Versant専用のコースと一般のオンライン英会話はどちらがいいですか? A. 形式どおりの問題を大量に解きたい人は専用のコースや教材が合います。講師に反応してもらいながらリテリングや意見を練習したい人は、一般のオンライン英会話でも対応できます。予算と本番までの期間で決めてください。

こんな人に向いている練習方法

  • 会社の指示でVersantの目標点が決まっている社会人
  • 一人の練習では、リテリングや意見の良し悪しが判断できない人
  • 対策コースの費用は抑えつつ、講師と話す時間を増やしたい人

反対に、すでに講師とのレッスン時間が十分にあり、復唱や短い応答の正確さだけが課題の人は、一人練習の時間を増やすほうが合っています。

まとめ

  • 今のVersantは6パート40問・約20分。個人受験は6,600円(2026-09-30確認)
  • 講師と練習したいのはリテリング(E)・意見(F)・聞いて答える問題(C・D)
  • 復唱(B)と短い応答(A)は一人練習で回数を稼ぐ
  • 講師にはパートの形式を英語で書いて渡し、1回のレッスンは2〜3パートに絞る
  • 旧形式(音読・文の組み立てがある形)の資料が残っているので、練習前に確認する

※料金・無料体験条件は執筆時点のものです。最新は各公式でご確認ください。

あわせて読みたい

参考にした情報

  • Versant by Pearson 公式サイト「Speaking and Listeningのテスト内容・受験料」(2026-09-30確認)
  • DMM英会話 公式サイト(無料体験・料金プラン・教材「スピーキングテスト」ページ、2026-09-30確認)
  • プログリット「VERSANT新形式と旧式の違いを解説」(形式切り替えの時期)